日本製紙グループについて成長戦略

木質資源の特性を生かした「3つの循環」を強化することで、「事業成長」と「循環型社会構築への寄与」の両立を実現

再生可能な木質資源の有効利用を基盤に、多様な技術・ノウハウを活用して、循環型社会の形成に寄与する製品を幅広く提供することにより豊かな暮らしと文化の発展に貢献する企業

持続可能な森林資源の循環

  • 国内外に保有する約17万haの植林地や社有林を通じた森林価値の最大化を追求
  • アムセル社の植林地をフィールドに独自の育種・増殖技術を開発し、アムセル社の植林地の生産性は大きく向上
  • 育種・増殖技術を他の森林にも展開し、単位面積当たりのCO2固定量の増大を図り、森林経営の生産性を向上させる

技術力で多種多様に利用する木質資源の循環

  • 木質資源を利用したさまざまな環境配慮型製品を開発し、CO2固定量拡大を進める
  • CNFやミネルパ®などのバイオマス素材や新たなバイオマス燃料によって、事業成長を実現するとともに、木質資源を通じた炭素の循環を図る
  • 日本製紙クレシアの「長もちロール」や、軽量化を可能とするCNF強化樹脂によって輸送時のCO2発生量抑制につなげる

積極的な製品リサイクル

  • これまで再資源化が困難であった未利用古紙の活用に積極的に取り組む
  • 紙カップや紙パック製品、バリア性紙素材の回収スキームを構築し、環境負荷の極小化を進める