石巻工場野球部は毎年シーズンオフを中心に技術指導や野球教室を開催しています。
10月29、30日には福島県高野連主催の技術指導講習会が行われ、当野球部は講師として参加しました。今回の対象は福島県内の高校生と指導者約380名。
初日は県北部を対象に県営あづま球場で、2日目は県南部を対象にいわきグリーンスタジアムで行われました。
当野球部の紹介を含めた開校式を終えると早速ウォーミングアップ開始。野球に必要なバランス感覚とリズム感を交えたウォーミングアップでは苦労しながらも高校生達は汗を流していました。
アップを終えてポジション別練習になると、守備や打撃などの実践的な練習を通して当野球部の選手から積極的に指導を受けていました。
様々なケースを想定したシートバッティングでは当野球部投手と高校生が対戦し、実際に社会人野球も体験。最後にデモンストレーションとして当野球部の守備練習を披露。高校生は熱心に見入っていました。
また、技術指導と並行して西川トレーナーによる指導者講習会も行われました。西川トレーナーから肩や走力強化に役立つトレーニングやストレッチに関する説明を行うと、参加者の方々も実際に体を動かしながら知識の吸収に励んでいました。
11月13日には宮城県高野連東部支部主催の技術講習会に講師として参加。石巻管内の高校生、指導者を含め約190名を対象に開催されました。当日は石巻高校と当野球部室内練習場の2箇所に分かれ、アップ、キャッチボール、各ポジション練習、バッティング練習と約4時間かけて指導を行いました。
今後も石巻工場野球部は小中高生への野球指導や地域のボランティア活動を通し、積極的に地域に貢献してまいります。