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日本製紙クレインズ
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ゲームレポート
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2008-09アジアリーグ
日本製紙クレインズ アニャンハルラ
日本製紙クレインズ3 2アニャンハルラ

プレーオフセミファイナル2008-2009
DATE:3月6日(金)19:00 PLACE:安養 SCORE:得点結果はこちら(アジアリーグHP)>>

試合総評
 3月6日、アジアリーグアイスホッケープレーオフセミファイナル、日本製紙クレインズ対アニャンハルラ第6戦が安養アイスアリーナ(韓国)で行なわれた。ハルラに王手をかけられ、後がなくなったクレインズはGK#61石川を中心に良く守り、第3ピリオド終了間際に2対2の同点に追いつかれたが、延長に入った14分23秒、FW#17飯村のゴールで勝利を飾った。これで対戦成績は3勝3敗のタイとなり、明日の最終戦の結果でファイナル進出が決まることになった。
「勝ちたい気持ちの強い方が勝つ。足を動かさなければ始まらない。さあ、戦うぞ!」
 相沢監督が檄を飛ばして始まった第1ピリオド。ホーム・釧路での試合と違い、両チームスピーディな展開を繰り広げる。3分29秒、まずはクレインズにピンチが訪れる。FW#11西脇が相手選手を思わず引っ掛けてペナルティを取られた。ここでハルラは爆発的なパワープレーでクレインズゴールを脅かしたものの、クレインズはGK#61石川を中心とした安定した守りで得点を与えない。逆にキルプレー終了間際、二ュートラルゾーンに流れたパックをFW#75ユールが拾うと飯村と2on1のチャンスを演出。これは得点に結びつかなったが、しだいにゲームが動き出す。12分12秒、FW#18伊藤(雅)がコーナーにいたFW#20三谷にパックを渡すと、三谷はゴール裏を回った瞬間にシュートを放ち、クレインズが先制した。中盤以降、ハルラの攻撃がさらに強くなり、ハルラのスコアリングチャンスが目に見えて多くなったが、石川が踏ん張り、第1ピリオドを終えた。
 第2ピリオド、同点に追いつきたいハルラは焦りからか、反則を繰り返す。クレインズはパワープレーのチャンスを与えられるが、なかなかシュートを打たせてもらえない。だが、迎えた13分48秒、DF#7ディックがパックをコントロールすると相手のプレッシャーが厳しく、ゴール裏へ放り込む。その跳ね返りがゴール右横で構えていた西脇の前に転がってくると、西脇が思い切り叩いて2点目を追加した。ハルラも17分50秒、FW#43パトリック・マルティネツが持ち込み、DF#2ジョン・ウォーに落とすと強烈なシュートを放ち、そのリバウンドをFW#10チョン・ビョンチョンが決めた。これで点差は1となり最終ピリオドを迎える。
 第3ピリオド、クレインズはニュートラルゾーンの早いプレッシャー、安定したディフェンスゾーンの守りでハルラにゴールを与えないでいたが、終盤に差し掛かり、疲れからかパックに対する飛びつきが遅くなる。この試合、攻撃に積極的なウォーのシュートが石川の右肩を強打し、試合が3分程中断するアクシデントにも見舞われた。石川の痛みもやや和らいだところで試合は再開されたが、19分30秒、ウォーがラドゥンスキのパスを渾身の力で叩くとパックは石川の右肩をかすめネットに突き刺さった。これで試合は振り出しに、セミファイナル2度目の延長戦に突入した。
 延長戦に入ると両チームはリスクの少ないプレーは選択するものの、激しい攻防展開した。迎えた14分23秒、ハルラゾーンで西脇がパックを奪うと、後ろから走りこんで来た飯村にパックを託す。すると、ハルラ守備陣の連携ミスか、飯村がスロットエリアの中央でフリーとなり、GK#30ソン・ホソンと1対1になる。飯村は空いているスペースを冷静に確認すると、狙いを定めてシュート。パックはスルスルとホソンの左足を抜け、ゴールを割った。この飯村の決勝ゴールで対戦成績をタイに戻したクレインズは、明日の最終戦でファイナル進出を賭けてハルラと戦うことになった。
 明日はどちらが勝ってもおかしくない状況で迎える大一番だ。「自分たちの戦術をしっかり展開できるか」と「勝ちたい気持ちを強く持っているか」が勝敗を左右するキーポイントになるだろう。クレインズがいずれにおいてもハルラを上回ることを願いたい。

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監督のコメント
監督ようやくプレーオフらしいロースコアのゲームになった。石川を中心に良く守ってくれた。今日の勝因はチームDFをしっかりやったことだろう。ニュートラルゾーンのフォアチェックもしっかりしていたし、ディフェンスゾーンのシステムも安定していた。ただ、第3ピリオド、同点に追いつかれたシュートはもっとタイトに守っていれば防げたはず。明日の反省材料のひとつだ。今日もそうだったが、明日も負ければ全て終わってしまう。やることは今日と同じ。守りをきっちりやって、勝って釧路に戻りたい。完全アウェーの状況だったが、日本から応援に駆けつけてくれたファンがいてとても心強かった。ファンのためにも何とかしてもう一度、我々のプレーを見てもらいたい。

選手のコメント

石川央選手(GK#61)のコメント
GK#61 石川 央選手後がない試合。みんな気合が入っていた。第1ピリオドが重要だと思い、とにかく集中して守っていたら、だんだんいい流れになってきて、2対1で終われた。ゲームの中盤からかなりシュートを打たれたが、リバウンドの処理もうまくできていたので自信を持ってプレーすることができた。試合終了間際に同点に追いつかれ、オーバータイムになってしまったが、我慢していれば必ず誰かが入れてくれると信じていた。本当にうれしかった。明日も今日と同じ気持ちでやるだけ。とにかく第1ピリオドの5分を集中してやりたい。

 

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延長14分23秒、劇的な決勝ゴールを決めたFW#17飯村喜則。
Photo by Lim Chae Woo
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ゴール前の混戦で、GK#61石川央を体を張って守るDF#28ブラッド・ティリー。
Photo by Lim Chae Woo

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