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日本製紙クレインズ
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ゲームレポート
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2008-09アジアリーグ
日本製紙クレインズ SEIBUプリンスラビッツ
日本製紙クレインズ4 2SEIBUプリンスラビッツ

プレーオフファイナル2008-2009
DATE:3月13日(金)19:15 PLACE:西東京 SCORE:得点結果はこちら(アジアリーグHP)>>

試合総評
 3月13日、アジアリーグアイスホッケープレーオフファイナル、日本製紙クレインズ対SEIBUプリンスラビッツ第1戦が西東京・東伏見のダイドードリンコアイスアリーナで行なわれた。セミファイナルでアニャンハルラを4勝3敗で下し、5年連続ファイナル進出となったクレインズ。対するSEIBUには今シーズンのレギュラーリーグで6敗を喫しており、厳しい戦いが予想された。だが前日の監督会議終了後、相沢監督は「選手は厳しいスケジュールのなかで戦い抜き、かなり疲れている。しかし、今シーズンはこれに勝つために苦しい思いをしてきた。疲れは関係ない。勝ちたいという気持ちを強く持って試合に挑めば、絶対に勝てるはず」と重要な短期決戦初戦に臨む決意を語った。
 第1ピリオド開始10秒、SEIBUのFW#33ジョエル・パーピックがトリッピングの反則。クレインズは早々にパワープレーのチャンスを迎えたが、速いプレッシャーをかけられ、チャンスを作ることはできない。逆にFW#47久保がゴール前に突進する相手選手を妨害し、反則を取られると、キルプレーの最中にDF#28ティリーが反則を犯し、3対5のキルプレーとなるなど、第1ピリオドのクレインズは反則を重ねて厳しい状況を自ら招くことになる。迎えた7分17秒、SEIBUは速いパック回しでクレインズの陣形を崩すと、中央エリアのDFがフリーの状態から迷わずシュート。パックはGK#61石川のグラブをかすめ、ゴールネットを揺らした。
 ほしかった先制点を奪われたクレインズは16分34秒、激しい攻防展開から、ティリーのパスで3on2のチャンスを作り、FW#24飯塚からFW#18伊藤(雅)にパックが渡ると、トップサークルから伊藤(雅)がシュート。パックはGK#31菊池の体に触れることなくゴールに突き刺さり、同点に追いつく。さらにその17秒後、FW#17飯村のパスをゴール前でFW#75ユールがきっちり合わせて逆転に成功し、劣勢だった第1ピリオドを2対1で終えた。
 続く第2ピリオド4分10秒、SEIBUのパワープレーでFW#16小原に決められ同点にされたクレインズだったが、次第に足が動くようになり、反撃開始。15分25秒、DF#23大澤のロングパスをFW#10山野が単独で持ち込み、SEIBUのDFともつれるようにゴールへ突進すると、誰もがパックを見失ったところをユールが押し込み、再び1点勝ち越して第2ピリオドを終了した。
 第3ピリオド、1点を追うSEIBUは細かなパスをつなぎ、リズムよく攻撃を展開。しつこくパックをゴールに集める。一方のクレインズは前半の守備の乱れも解消され、しっかりとしたシステムでSEIBUに得点を与えない。18分45秒、パワープレーのチャンスにDF#7ディックのシュートを、FW#11西脇が角度を変え、そのこぼれたパックをユールがスティックの先で押し込み、SEIBUを突き放した。これで、ユールはプレーオフ2度目のハットトリックを達成。2点差となったSEIBUは試合をあきらめたかのようなラフなプレーでクレインズを挑発。終了間際、両チームに相次いで反則が発生するなど、後味の悪い試合となった。
 クレインズは大事な第1戦に4対2で勝利を収め、2年振りのアジアチャンピオンに弾みをつけた。しかし、終了間際にSEIBU選手ともみ合いになったユールはゲームミスコンダクトペナルティを課せられ、第2戦の欠場を余儀なくされた。SEIBU側にも2名に出場停止の処分が下ったが、好調のユールを欠くクレインズにとっても厳しい戦いを強いられることとなった。

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監督のコメント
監督セミファイナル終了後、釧路に戻って初戦の準備をきっちりできた。基本的に守り重視のホッケーに変わりはない。第1ピリオドは気負いからか足が動かず、また、キルプレーが多かったのでリズムに乗れなかった。SEIBUに攻め込まれる場面も多かったが石川を中心に良く耐え、少ないチャンスを生かすことができた。第2ピリオド以降は動きも良くなりスコアリングチャンスも作れた。ユールが大事な場面で決めてくれて、試合に勝つことができたが、勝ちたいという選手全員の気持ちがSEIBUより強かったことも勝利の一因であろう。シリーズはまだ始まったばかり。あと3勝しなければ優勝はない。1戦1戦大事に戦っていきたい。

選手のコメント

石川央選手(GK#61)のコメント
GK#61 石川央選手 セミファイナルで厳しい戦いをしてきたので、ほどよい緊張感をもって、いい意味でリラックスしてプレーすることができた。セミファイナル第6戦終了後に体調を崩し、チームに迷惑をかけたので、今日は自分がゲームを引っ張るつもりで試合に入った。第1ピリオドはキルプレーが多く厳しかったが、何とか耐え、しだいにリズムを取り戻した。今日の勝利はチームにとって大きな1勝だ。明日からも1試合1試合集中して、いいセーブをしてチームの勝利に貢献したい。

 

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ファイナルに入り、絶好調のGK#61石川央。この試合も47セーブの大活躍でチームの勝利に貢献。
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プレーオフ2回目となるハットトリックを達成し、ガッツポーズのFW#75ユール・クリス。

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