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日本製紙クレインズ
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ゲームレポート
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2008-09アジアリーグ
日本製紙クレインズ SEIBUプリンスラビッツ
日本製紙クレインズ4 7SEIBUプリンスラビッツ

プレーオフファイナル2008-2009
DATE:3月20日(金)14:00 PLACE:釧路アリーナ SCORE:得点結果はこちら(アジアリーグHP)>>

試合総評
 3月20日、アジアリーグアイスホッケープレーオフファイナル、日本製紙クレインズ対SEIBUプリンスラビッツの第5戦が釧路アイスアリーナで行なわれた。会場には地元・釧路での初の胴上げを見ようと今季最高の2,500人を超えるファンが駆けつけ、クレインズに声援を送った。試合は第1ピリオド、SEIBUに2点を先取されたクレインズが一時は逆転するものの、第2ピリオド12分過ぎから一気に4点を奪われ、終盤に1点は返したが、追いつくことはできず、4対7で敗れ、悲願の地元・釧路での優勝はかなわなかった。
 第1ピリオド4分37秒、DF#34原武がSEIBUゾーンまで深く攻め込むとパックが流れ、さらにそれを追いかけた。パックはブルーライン付近のボード際まで流れるとそこにクレインズの選手が集中し過ぎてしまい、中央レーンを走り込んでいたFW#12内山に決められ、先制された。さらにその50秒後に1点を追加され、苦しい展開となったクレインズだったが、ここから反撃開始。12分6秒、2人多いパワープレーでDF#3伊藤(賢)のシュートにFW#11西脇が合わせ、まずは1点。さらにFW#18伊藤(雅)のシュートのこぼれたパックをFW#24飯塚がバックハンドで押し込み同点に追いつくと、その2分後にはFW#20三谷が西脇のパスを受け、ゴール左隅に逆転弾を放った。これで一気に3対2となり、地元・釧路での胴上げへの期待が高まった。しかし、このピリオド終了間際に伊藤(賢)がダブルマイナーペナルティを取られ、嫌なムードで第2ピリオドを迎える。
 第2ピリオド、約4分間を1人少ない状態で戦わなければならないクレインズは何とかこのピンチを凌いだが、今度はFW#17飯村が反則。12分56秒、キルプレーでFW#16小原に決められ同点とされると、その55秒後にはFW#18鈴木に決められ逆転を許してしまった。さらに、FW#10神野、再び鈴木と約2分間に4点を取られ、形勢は一気に逆転。ここで相沢監督はタイムアウトを取り、選手に「まずは守りから。しっかりやろう!」と声をかけ、気を落ち着かせる。その後、ゲームは動かず、3対6で第2ピリオドが終了する。
 3点ビハインドで迎えた第3ピリオド、今のクレインズにとって終盤の3点差は大きい。疲れもあり、なかなか意気が上がらない。10分が経過し、このまま試合が終わるのかと思われた12分過ぎ、SEIBUが反則を犯す。さらにその直後にもSEIBUに反則退場が続き、2人多いパワープレーのチャンスが与えられた。しかし、得点は入らないまま時間は刻々と過ぎていく。14分28秒、ついにFW#75ユールが飯村のパスをきっちりと決め、2点差としたクレインズはさらに2分を切ったところでGK#61石川をベンチに戻し、6人攻撃を仕掛ける。だが、逆にSEIBUの大黒柱、キャプテン・鈴木にこの試合3点目となるダメ押しゴールを決められ、結局4対7で敗れた。これでクレインズの地元・釧路での胴上げの夢は消え、舞台は再び西東京・東伏見に移る。
 今日の試合のポイントは、第2ピリオドの4連続失点に尽きるだろう。6分過ぎ、ゴールの判定に対する不満をゴールジャッジにぶつけ、FW#33ジョエル・パーピックがミスコンダクトペナルティを取られたあとからSEIBUの攻勢は始まった。クレインズには疲れもあり、パーピックがいなくなったことで気が抜けてしまったのか、守りが崩壊した。また、前試合まで好調だった第3、4セットが3失点を喫するなど、計算外の失点も敗因のひとつだ。だが、1点差も3点差も負けは負け。気持ちを切り替えて第6戦に挑まなければならない。ファイナルに王手をかけているのは間違いないことなのだから。
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監督のコメント
監督全日本選手権を含め、過去に何度かここで優勝を決められるチャンスがあったのに今回も達成できず、釧路のファンに申し訳なく思う。試合前は「もうひとつ勝てば優勝。SEIIBUより一生懸命にやることが勝ちにつながる」と選手を送り出した。第1ピリオドは自分たちのミスで失点をして厳しい試合にしてしまい、逆転したまでは良かったが、第2ピリオドに入り、パーピックが退場したことで安心してしまったのか、守りの意識が薄れ、失点を重ねてしまった。自分のホッケー経験のなかでも2分間での4連続失点は初めてだ。第3ピリオドに入る前には「ゴールに向かえ」と指示は出したが、エネルギーが足りなかった。試合全体を通し、第3、4セットでの失点は想定していない。互角の戦い、欲を言えばプラス1を期待している。もっと守りを意識させたい。しかし、王手をかけていることは間違いないことで、第6戦は5対5の同じ人数のシチュエーションでは絶対、失点しない。パワープレーで得点し、それを勝ちにつなげたい。我慢だ。我慢をしないと、短期決戦は勝てない。絶対、昨年失ったものを奪い返す。 null

 

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粘り強いプレーでひとり気を吐き、この試合でも1ゴール2アシストと大活躍したFW#11西脇雅仁。現在、ゴール、ポイントランキング1位タイ。

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