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日本製紙クレインズ
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ゲームレポート
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2008-09アジアリーグ
日本製紙クレインズ SEIBUプリンスラビッツ
日本製紙クレインズ3 2SEIBUプリンスラビッツ

プレーオフファイナル2008-2009
DATE:3月23日(月)19:15 PLACE:西東京 SCORE:得点結果はこちら(アジアリーグHP)>>

試合総評

日本製紙クレインズが2季ぶり3回目のアジアリーグチャンピオンに

 3月23日、アジアリーグアイスホッケープレーオフファイナル、日本製紙クレインズ対SEIBUプリンスラビッツの第7戦が西東京・東伏見のダイドードリンコアイスアリーナで行なわれた。今シーズンの最後となる試合、アジアリーグチャンピオンを決める決戦は、FW#20三谷のゴールで先制したクレインズがその後2点を追加したが、第2ピリオド終了間際に1点を返され、さらに第3ピリオドのSEIBUの猛攻を振り切って、3対2で勝利。2季ぶり3回目の優勝を飾った。
 第1ピリオド、まずはクレインズが先制。パワープレーのチャンスに三谷がシュートを放つと、ゴール前のSEIBU・DFがスクリーンとなってGK#39菊地が反応できず、パックはゴールネットを揺らした。しかし、SEIBUはその後、反撃。パワープレーで速いパック回しからクレインズのディフェンスシステムが崩され、ヒヤッとする場面が連続する。SEIBUはなおも執ように攻撃を仕掛けるが、クレインズはGK#61石川の好守により得点を与えない。第1ピリオドで打たれたシュートは計19本。まずは完璧に抑えてこのピリオドを終了した。
 第2ピリオド、リードを広げたいクレインズと、かたや同点に追いつきたいSEIBU。前半は双方が速い攻防展開を繰り広げた。4分29秒、パワープレーでDF#7ディックが迷わずシュートを放つと、FW#17飯村が角度を変え、それをFW#11西脇がゴールへ押し込んだ。中盤は互いにニュートラルゾーンの守りが機能し、なかなかチャンスを作れなかったが、迎えた12分2秒、SEIBUが攻撃に集中し、守りが手薄になったところでFW#75ユールにパックが渡ると、FW#18伊藤(雅)が右から走り込み、2on1のビッグチャンスを迎える。ユールはパスのタイミングを計るが、ラインが開かず、シュートを選択。だが、GK菊地に跳ね返され、パックはゴール前に転がる。そこにゴール裏を回って上がってきた伊藤(雅)がどんぴしゃのタイミングで入り、バランスを崩しながらもゴールに叩き込んだ。これで3点差とリードを広げ、クレインズの勝利を誰もが確信しただろう。しかし、19分56秒、SEIBUのキャプテン、FW#18鈴木がゴールを横切る長いパスをワンタイムで決め、反撃の狼煙(のろし)を上げる形で第3ピリオドを迎えることになった。
 第3ピリオド、SEIBUは第2ピリオドの勢いのまま攻撃を開始。クレインズは何度もピンチを迎え、選手たちは体を張ってゴールを守り続けた。ゴール前の混戦ではゴールポストを叩く音が響く。我慢し続けたクレインズだったが、13分8秒、再び鈴木にゴールを決められ、ついに1点差。クレインズサポーター席が静まり返った。なおもSEIBUの猛攻は止まず、最後は6人攻撃を仕掛けてくる。だが、選手たちはGK石川を中心に良く耐えて守り切り、そのまま3対2で勝利。クレインズは2年ぶりにアジアリーグチャンピオンの座を奪還し、長かったシーズンの幕を下ろした。この試合でもSEIBUの計56本ものシュートを2点に抑えたGK石川がプレーオフMVPに選出され、チームを鼓舞し続けた相沢監督が最優秀監督賞を受賞した。
 2月17日に幕を開けたプレーオフ。クレインズは35日間で16試合を戦うというハードなスケジュールのなか、厳しい試合を戦い抜いた。1戦1戦消化するごとに、疲労で動きに精彩を欠く試合が目についたが、その一方で精神力が増し、チームの結束力が高まっていくのが感じられた。ファイナル終盤を迎える頃には全員が監督になったかのようで、一人ひとりが同じ言葉を繰り返すようになっていった。第3ピリオド10分までに失点しなかったことが、勝因の一つではあるが、観ている側にも本当に長く感じられた最後の20分間を、選手たちは一丸となってよく耐え抜いた。試合終了の瞬間、氷上もベンチもスタンドもいっせいにバンザイ。同時にリンクには紙テープが舞った。選手、スタッフの皆さん、お疲れさまでした。そして、おめでとう。
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監督のコメント
監督選手たちは厳しい試合に良く耐えてくれた。選手の頑張りに尽きる。選手全員で勝ち取った優勝だ。会場に駆けつけてくれた、たくさんのサポーターの皆さんやいつも釧路で応援してくれるファンの皆さんに感謝したいと思う。ありがとうございました。
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選手のコメント
伊藤賢吾選手(DF#3)のコメント
DF#3 伊藤賢吾選手 セミファイナルから厳しい試合を戦い抜き、いい結果を出してきたことが自信となって、さらにチーム力が上がってきた感じです。体力的、精神的にかなりきつかったが、それで結束力が強くなり、みんなで戦って来れたのかなと思う。嬉しいです。本当に嬉しいです。クレインズ最高!ファンの皆さん、ありがとうございました。
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石川 央選手(GK#61)のコメント ※プレーオフMVPに選出
GK#61 石川 央選手 今日は両チームともに王手をかけての試合であり、勝つことだけを考えてリンクに上がった。チーム全員が守る気持ちをしっかり持てるようになり、私もいいプレーができるようになった。MVPの発表があり、私の名前が呼ばれた時は信じられない気持ちだった。みんなの頑張りで受賞でき、本当に感謝している。素直に嬉しいです。

 

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2季ぶり3回目のアジアリーグ優勝を飾った日本製紙クレインズ。
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選手たちに胴上げされる日本製紙の芳賀義雄社長。全員で喜びを分かち合った。

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