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日本製紙クレインズ
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ゲームレポート
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2009-2010アジアリーグ
日本製紙クレインズ 東北フリーブレイズ
日本製紙クレインズ4 3東北フリーブレイズ
DATE:1月24日(日)17:00〜 PLACE:新井田インドアリンク SCORE:得点結果はこちら(アジアリーグHP)>>
日本製紙クレインズ35東北フリーブレイズ
DATE:1月23日(土)17:00〜 PLACE:新井田インドアリンク SCORE:得点結果はこちら(アジアリーグHP)>>
試合総評
 すでにプレーオフ出場を決めているものの、ホームリンクからスタートするためにも、一つでも順位を上げたい日本製紙クレインズ。一方、プレーオフ進出の可能性は断たれたものの、3月の全日本選手権でクレインズと対戦する可能性があるため、勝っていいイメージを残して終わりたい東北フリーブレイズ。両者の思惑と気持ちがぶつかり合った2日間は、両ゲームとも白熱した展開になった。

 23日の第1戦開始早々の27秒、FW#76小原の放ったシュートがフリーブレイズGK#31橋本の股を抜き、クレインズが先制する。だが、10分10秒に二人少ないペナルティキリングを守り切れずに失点すると、15分20秒にはパワープレーのチャンスにもかかわらず、ファンブルしたパックをFW#13マルヘレンに持ち込まれ、ショートハンドゴールを許して逆転された。早めに追いついておきたいクレインズは第2ピリオド開始早々、先ほどのお返しとばかり、小原がショートハンドゴールを決めて同点とするが、直後の4分34秒には再び1点リードを許す嫌な展開となる。それでも15分13秒には、相手陣内でパスカットしたFW#17飯村からFW#11西脇、DF#23大澤とパックが繋がれ、最後は大澤がGK橋本の肩口を抜いて再び同点とし、勝負の行方は第3ピリオドに持ち込まれた。
 だが、14分14秒、FW#22田中の長めのシュートがクレインズゴールに突き刺さり、三度(みたび)リードを許してしまう。残り2分、クレインズは6人攻撃を仕掛けるためにタイムアウトをとるが、直後のフェイスオフからロングシュートを決められ、万事休す。クレインズは上位確保のための大事な勝ち点を落としてしまった。

 上位でプレーオフに進出する可能性を残し、何としても勝って最終シリーズに弾みをつけたい24日の第2戦。第1ピリオド10分31秒にDF#7今城に決められ、先制を許したクレインズだったが、15分、5対3のパワープレーでDF#3伊藤が豪快なワンタイムシュートを決めて、同点でこのピリオドを終了する。続く第2ピリオド9分51秒には、パワープレー残りわずかのところでFW#50小窪が一人で中央突破を図り、そのままGK橋本の肩口を抜いて逆転に成功。さらに11分過ぎにはゴール裏からのFW#20三谷のパスに、ゴール前に走りこんでいた伊藤が合わせて3対1とリードを広げた。しかし、第2ピリオド終了間際、前日の失点パターンと同じ、フェイスオフからのロングシュートで得点を許し、重たい雰囲気で第3ピリオドを迎えることになる。
 その第3ピリオド4分40秒、何としても連敗は避けたいクレインズだったが、FW#25スティーブ・マンに同点ゴールを決められ、いよいよ追い込まれてしまう。こうなると、流れは一気にホームのフリーブレイズに傾きかねないゲーム展開だが、新規参入チームに対し、アジアリーグディフェンディングチャンピオンが負け越しで終わるわけにはいかないと、クレインズがここから意地とプライドを見せる。迎えた残り時間5分、小原が値千金の勝ち越しゴールを上げた。最後はフリーブレイズの6人攻撃を何とか凌いだクレインズが勝利を収め、1勝1敗で八戸での連戦を終えた。クレインズはこれで通算成績を23勝11敗とし、勝点は65。現在4位のHigh1が残り試合を全勝してもクレインズを上回ることがなくなり、レギュラーリーグ3位以上が確定した。

 この2連戦を通して強く印象に残ったのは、フリーブレイズの結束力と組織力だった。逆に、クレインズには気がかりな点が目についた。セットプレーでフェイスオフが取れず、それが失点に繋がるケースが3回もあったのだ。フェイスオフの勝ち負けは、試合を左右する重要なポイントにもなる。これから全日本選手権やプレーオフを戦う上で、再チェックが必要だろう。クレインズのレギュラーリーグは残り2試合。クライマックスゲームズとして西東京で行なわれる集結試合での宿敵・王子イーグルスとの連戦が締め括りとなる(2月6日・7日)。クレインズには最後の踏ん張りを見せて2冠への弾みにしてもらいたいし、また、この国内4チームが一堂に会する集結試合で、東京のファンにアイスホッケーの魅力を存分に伝えてもらいたい。


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現在リーグポイントランキング10位タイ。
チームトップの数字を叩き出しているFW#76小原大輔。

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