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日本製紙クレインズ
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ゲームレポート
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2009-2010 アジアリーグ
日本製紙クレインズ アニャンハルラ
日本製紙クレインズ4 5アニャンハルラ
DATE:3月28日(日)18:00〜 PLACE:釧路アイスアリーナ SCORE:得点結果はこちら(アジアリーグHP)
日本製紙クレインズ32アニャンハルラ
DATE:3月27日(土)18:00〜 PLACE:釧路アイスアリーナ SCORE:得点結果はこちら(アジアリーグHP)>>
試合総評

 アジアリーグ2009-2010シーズンのプレーオフファイナルは、日本製紙クレインズが韓国・安養市のアニャンアイスアリーナで行なわれた第1戦、第2戦を落としたものの、崖っぷちの第3戦に勝利し、1勝2敗で舞台を地元釧路に移した。アニャンハルラに王手をかけられている状況に変わりはないが、逆転優勝に向け、望みをつないだクレインズ。地元の大声援をバックに逆王手をかけたい、そんな思いで臨んだファイナル第4戦は3月27日18時、釧路アイスアリーナに2000人を超える観衆を集めて始まった。

 第1ピリオド2分30秒、クレインズはペナルティを取られ、ペナルティキリングのピンチを迎える。この場面ではパワープレーの精度を欠いたハルラだったが3分26秒、FW#25ラドゥンスキにリバウンドを叩かれ、先制される。ラドゥンスキはこれで二つの決勝ゴールを含め、このファイナル4試合連続のゴールだ。対するクレインズも8分58秒、パワープレーからFW#47久保がゴール右横から押し込んで同点に追いついた。だが、15分20秒、ゴール前右サイドでフリーになったハルラ・FW#76シン・サンウに決められ、2対1と逆転されて第1ピリオドを終えた。
 第2ピリオドには、クレインズにパワープレーのチャンスが何度も訪れたが、活かすことができず、両チーム無得点。迎えた第3ピリオド、1点ビハインドのクレインズは早く同点に追いつきたいところだが、初優勝のかかるハルラも外国人選手までもがシュートスライディングをし、ゴールを死守する。このまま試合は流れ、クレインズは19分過ぎ、GKを上げて6人攻撃に入った。残り時間37秒、クレインズのタイムアウト後、試合再開。残り時間が刻一刻と過ぎて行く。そして、このままゲーム終了かと思われた19分58秒、FW#11西脇がブルーラインを越えたあたりからロングシュートを放つと、パックはゴール左下に見事に決まり、クレインズが土壇場で2対2の同点に追いついた。劇的な展開に場内は沸騰。このファイナル3回目の延長戦(OT)に突入した。
 西脇の同点ゴールで息を吹き返したクレインズはOT開始直後、ゴール前フリーでシュートを打たれたが、GK#61石川のファインセーブで事なきを得る。迎えた6分26秒、久保のシュートリバウンドをFW#20三谷が押し込み、サドンビクトリーゴール。クレインズは2連敗後の2連勝で遂に逆王手をかけ、優勝の行方を最終第5戦に持ち越した。

 もつれにもつれたプレーオフは翌3月28日、シーズン最後の戦いに優勝の二文字が賭けられた運命のファイナル第5戦を迎えた。クレインズとしては前日の勢いそのままに、目指すは逆転優勝しかない。第1ピリオド4分5秒、クレインズはFW#50小窪のゴール裏からのパスを、FW#24飯塚がワンタイムでファインゴールを決めて先制する。中盤を過ぎた13分37秒には、ハルラも負けじとFW#10チョン・ビョンチョンがリバウンドを叩いて同点に追いつくが、クレインズもお返しとばかり、直後の14分9秒、前日に劇的な同点ゴールを決めた西脇が、ゴール前へ流れたルーズパックをバックハンドで押し込んで2対1とし、第1ピリオドを1点リードで終えた。
 続く第2ピリオドもシーソーゲームは続く。10分16秒、パワープレーのチャンスにFW#75ユールがリバウンドを叩いて、クレインズがリードを広げるが、17分過ぎにはクレインズにペナルティが相次ぐ。二人少ないキルプレーのピンチを凌ぎ切れず、18分12秒、ハルラ・DF#2ジョン・オウに決められ、3対2と1点差に詰め寄られて第2ピリオドが終了。第3ピリオド序盤にもクレインズはペナルティでピンチを迎え、ハルラ・FW#36パク・ウサンにきっちりとゴールを決められ、遂に3対3と追いつかれてしまった。
 だが、クレインズも第3ピリオドも終盤を迎えた17分6秒、パワープレーからFW#17飯村が決めて再びハルラを突き放す。終了間際の19分、ハルラは6人攻撃に入る。そして、このまま時間が経過し、クレインズ優勝まであと一歩と思われた残り17秒だった。FW#1キム・ギソンに執念のゴールを決められ、同点で第3ピリオドが終了。これでこのファイナル、実に4回目となるOTに突入することになる。その開始1分過ぎ、クレインズ、ハルラ双方にペナルティ。直後、さらにクレインズにペナルティが取られ、4on3のキルプレーのピンチを迎えた。ここは何とか守り切ったクレインズだったが、イーブンとなった直後の4分33秒、DF#5キム・ウジェのロングシュートが決まり、最終戦までもつれ込んだ激闘にピリオドが打たれた。

 クレインズの3季ぶりの2冠の夢は、またしても潰えてしまった。だが、レギュラーリーグ3位からセミファイナルを勝ち上がり、敵地で連敗スタートとなったファイナルを、粘り腰で最終戦まで持ち込んだ選手たちには、惜しみない拍手を送りたい。
 
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監督のコメント

<プレーオフファイナル第4戦 3月27日>
選手たちは最後まであきらめずに、よくやってくれた。ハルラの速いチェックに押され、パワープレーは思い通りに攻め切れなかった。しかし、守るホッケーを貫けたと思う。明日は、本当に最後の戦い。釧路のファンの皆さんに優勝を見せたい。

<プレーオフファイナル第5戦 3月28日>
地元釧路のたくさんのファン皆さんに胴上げを見せられなかったことは、残念で申し訳ないと思う。しかし、本当によく戦ってくれた選手たちを褒めてあげてほしい。うちの選手もたくさんの経験を積むことができた。特に若手は、プレーオフに入って伸びてきていると思う。また、来季も期待に応えられるよう頑張って行きたい。
監督


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ファイナル第4戦終了2秒前、劇的な同点ゴールを決めたFW#11西脇雅仁。
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あと一歩のところで優勝を逃し、表彰式で悔しさをにじませ、うなだれる選手たち。

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