2000年10月6日

本社工場鈴川「ISO14001」を認証取得

大昭和製紙株式会社

当社本社工場鈴川は、9月8日、審査登録機関である日本能率協会・審査登録センター(JMAQA)から、環境マネジメントシステムの国際規格である「ISO14001」の認証[登録証番号 JMAQA-E126]を、取得しました。
審査登録の対象事業所は当社「本社工場鈴川」で、対象範囲は「紙・パルプ生産活動」です。
当社では平成5年に地球環境憲章を制定し、資源の保護と有効活用、環境保全への取り組み強化等環境の維持・向上に積極的な施策をしてきました。
数年来、地球環境をめぐる国際的な動きが活発化していますが、環境への負荷をより一層低減するため、「環境行動計画」を制定し取り組みを推進しています。
環境問題への取り組みの重要性が高まる中で、当社としては各工場の「ISO14001」の認証取得を逐次行なうことを決定しています。
認証取得しました本社工場鈴川は昭和8年に稼動した大昭和製紙設立時からの工場で、昭和14年に国内初のクラフトパルプ設備を導入しクラフト紙を中心に生産を拡大してまいりました。6台の抄紙機による主な製品は情報産業用紙とクラフト紙ですが、食品容器原紙や特殊薄葉紙等も生産しています。また、長期間続けてきたQC活動や2年前から取入れたTPM活動をベースに、常にユーザーに視点を置いた製品作り、環境にやさしい製品作りに向けて、積極的に改善活動を進めている工場です。
平成11年8月に環境マネジメントシステム構築へ向けてキックオフし、全従業員一丸となっての活動を続けています。

取得による次の効果を目的としました。

1. 企業イメージの向上
2. 地域社会との共存共栄
3. 顧客満足度の充足
4. 工場の体質改善および活性化

これらの目的を達成していくのは、認証取得後の環境マネジメントシステムの定着、充実にかかっており、一層の向上を図り環境負荷の軽減に努力する所存です。
なお、すでに岩沼工場(宮城県)は認証を取得しており、平成14年3月には全工場の認証取得を完了する予定です。

 
以上