2001年8月27日

日本ユニパックホールディング グループ の環境投資について

日本製紙株式会社
大昭和製紙株式会社

日本ユニパックホールディンググループの日本製紙と大昭和製紙は、各社の環境憲章に則り、今後3年間の環境投資として両社合計で約300億円(DIPは含めず)をかけ、KPのECF化、未利用エネルギーの利用などを推進していきます。

日本製紙: 石巻・岩国・八代工場にあるKPのECF化を進めます。この工事の完成により、平成15年度には日本製紙全工場のECF化が達成されることになります。 また、未利用エネルギーの利用を進めるため、東北製紙(秋田市)にペーパースラッジを主な燃料とするボイラーを約45億円で設置いたします。このボイラーには年間約4万tの廃タイヤも燃料として利用することとしています。日本製紙の勿来工場には、建設廃材を主な燃料としたボイラーを建設する予定にしており、年内には環境影響評価を実施する予定です。

大昭和製紙: 岩沼・白老工場にあるKPのECF化を進めます。平成16年度までに大昭和製紙全工場のECF化を計画しています。 本社工場吉永において、化石燃料を使用しない、ペーパースラッジとRPFを主な燃料とするボイラーを約49億円で設置することといたしました。発電能力約1万kW、重油削減量が年間約6,800kLのボイラーとなる予定です。

日本ユニパックホールディンググループは、環境との共生を実現しながら企業価値を高めるという基本スタンスの中で、環境投資を実施していきます。

 
以上