2002年8月8日

肉骨粉の連続焼却を開始

日本ユニパックホールディンググループ
大昭和製紙株式会社

日本ユニパックホールディンググループの大昭和製紙は、昨年11月から白老工場において、北海道内で発生する肉骨粉を焼却処分するための準備を進めてきました。
白老工場の石炭ボイラーでテスト焼却を実施し、大気、臭気等の環境問題を生じることなく、高温領域で完全燃焼が行えることを確認し、生活環境影響調査を終了するとともに、8月2日に一般廃棄物処分業の認可取得を完了しました。同日、白老町および南幌町と一般廃棄物(肉骨粉)の受け入れに係わる事前協議を行っております。
肉骨粉の焼却処分に係わるすべての手続きが完了しましたので、本日、本格的に連続焼却処分を開始しました。

肉骨粉はすべて焼却処分することになっていますが、酪農が盛んな北海道においては、焼却施設の焼却能力が不足していることから、白老工場は、BSE(牛海綿状脳症)検査で問題のないことが確認された肉骨粉について、焼却処分をすることにしたものです。
これは北海道庁からの要請に協力したものであり、北海道白老町に立地する白老工場は、地域社会との共生をめざし、白老町と連携をとり実施していくものです。

【焼却の概要】
1 搬出予定地 空知郡南幌町の肉骨粉製造工場
2 焼却設備 大昭和製紙白老工場 発電用石炭ボイラー
     ・ 焼却温度 : 約900度以上
3 焼 却 量 1か月 300トンの予定

 
以上