2004年10月1日

東洋包材株式会社段ボール事業部門の買収について

日本製紙グループ
日本大昭和板紙株式会社

日本大昭和板紙グループで段ボール事業を営む日板パッケージ株式会社は、東洋包材株式会社との間で、同社の段ボール事業部門を譲り受けることで合意し、このほど営業譲渡契約を締結しました。
譲り受けるのは、東洋包材古河工場段ボール事業部門(茨城県猿島郡総和町)の生産及び販売に関する営業で、譲受日は平成16年11月1日の予定です。
東洋包材古河工場は日板パッケージ茨城工場に隣接しており、これまでも両社は、日板パッケージが段ボールシートを生産・販売し、これを東洋包材がケースに加工する密接な関係にありました。
日板パッケージ茨城工場は、今回の譲受で隣接する工場を一体化し、効率の向上を図るほか、シート・ケースを一貫生産することで、付加価値の増大と段ボール事業の一層の拡充を目指します。

(注1)段ボールの生産工程は次の3段階に分かれています。
  1 原紙を作る工程
  2 原紙を張り合わせ、シートを作る工程
  3 シートを加工して箱(ケース)にする工程
  日本大昭和板紙グループでは、日本大昭和板紙が原紙の製造・販売を、子会社である日板パッケージがシート・ケースの製造・販売を行っています。

(注2)会社の概要

  ■日板パッケージ株式会社 ■東洋包材株式会社
本店所在地 東京都千代田区神田須田町1-3 東京都千代田区神田美土代町5
代表者 代表取締役社長 加賀谷 滋 代表取締役会長 安永 喜寿男
資本金 306百万円 20百万円
年商 約300億円 約12億円(段ボール事業部門)
事業内容 段ボール事業 段ボール事業、軟包装事業、コーティング事業

 
以上