2005年1月28日

浙江景興日紙が生産を開始

日本製紙株式会社

日本製紙(社長:三好孝彦)が合弁で設立した浙江景興日紙有限公司(中国 浙江省)は、昨年12月30日に抄紙機の試運転を開始し、1月26日より営業運転に入りました。
初年度にあたる2005年の段ボール原紙(高強度中芯)の売上は11万トン、2億7千万元(邦貨換算36億円)を見込んでいます。

同社の抄紙機は、閉鎖した日本大昭和板紙亀有工場の抄紙機を改造・移設したもので、日本製紙グループの操業指導のもと、2003年10月の起工式から1年余りで迅速に操業を立ち上げました。
これにより、当社が資本参加している浙江景興紙業股有限公司(段ボール原紙等製造)、および上海恒富紙業有限公司(上海市松江区:段ボール製造加工)と併せて、当社グループは原紙からシート、箱にいたるまでの一貫した段ボール事業を中国にて展開します。

【浙江景興日紙有限公司】
設立2003年9月4日
董事長名越 光夫(兼務 日本製紙上海事務所長)
資本金約16百万ドル
生産量中芯原紙15万トン/年

 
以上