2006年1月25日

ボイラー燃料を重油から都市ガスへ転換
~日本大昭和板紙関東 足利工場~

日本製紙グループ
日本大昭和板紙株式会社

当社の生産会社である日本大昭和板紙関東株式会社(社長:前田 辰也)は、足利工場(栃木県足利市)に約2.5億円を投資し、ボイラー燃料を重油から都市ガスへ転換する工事を行いました。2006年1月から本格運転に入っています。

同工場の重油を全量都市ガスへ転換することにより、化石燃料由来の二酸化炭素排出量を、当社全体の排出量の1.9%に相当する年間2.7万トン削減できる見込みです。

地球温暖化が国際的な環境問題となっている昨今、当社は環境憲章で地球温暖化対策の推進を掲げ、2010年度までに二酸化炭素排出量を1990年度対比10%削減することを目標として、省エネルギーやバイオマスエネルギーの有効活用などに取り組んでいます。今回、二酸化炭素排出原単位の高い重油を、より環境負荷の低い天然ガス(都市ガス)に転換することで、二酸化炭素の削減を図ります。

足利工場では、古紙を原料として段ボール原紙(中芯原紙)、紙管原紙、貼合原紙などを生産しています。同工場では、排水処理設備の増強工事も併せて行いました。
当社は今後も地域の環境保全に配慮しながら、循環型社会の形成と、地球規模での環境保全をめざした活動を積極的に推進していきます。

 
以上