2006年3月14日

「アグリ事業推進室」を新設
~バイオ技術を応用した挿し木苗事業を早期に拡大~

日本製紙株式会社

日本製紙(社長:中村雅知)は、当社独自のバイオ技術を用いて新たに事業化する「挿し木苗事業」の円滑な立ち上げと迅速な事業拡大を目的として、4月1日付けで企画本部内に「アグリ事業推進室」を新設します。
この新規事業では、当社が開発した「光独立栄養培養」等のバイオ技術を用いることにより、顧客ニーズに即した次のような付加価値を提供できます。
 
(1)生産が困難な品種でも安定供給が可能
(2)従来よりも大幅に納期を短縮した大量生産を実現
 
昨年より当社が進めてきた市場開拓においても、このような付加価値を生み出す当社の高い技術はお客様から好評をいただいています。
こうした市場ニーズに速やかに対応するため、当社は担当部署を新設し、本年4月より小松島工場(徳島県小松島市)内の挿し木苗事業用施設(培養室・温室・圃場等)にて、茶、丸葉ユーカリ、サクラ等の生産を開始、2015年までに年間売上高20億円を目指します。

 
以上