2006年9月4日

日本大昭和板紙西日本(芸防工場)に新ボイラー設置

株式会社日本製紙グループ本社

日本製紙グループの日本大昭和板紙株式会社(社長:大即信行)は、生産会社である日本大昭和板紙西日本株式会社の芸防工場(広島県大竹市)に、石炭を主燃料とするボイラーを新設することを決定しました。
この新ボイラーを設置することにより、同工場では動力用に使用する重油はなくなりオイルレスを実現します。投資金額は103億円、完成は2008年12月を予定しており、高騰する重油から燃料を転換してエネルギーコストを改善し、芸防工場の収益基盤を強化します。

日本製紙グループでは、本年4月にスタートした第2次中期経営計画の柱として燃料のオイルレス化を進め、エネルギーコストの大幅な改善に取り組んでいます。
これまでに、日本大昭和板紙では、日本大昭和板紙東北(秋田市)および日本大昭和板紙吉永(静岡県富士市)の2工場に、バイオマス等を燃料とするボイラー建設を決定しています。
オイルレス化を目指す新ボイラー導入は、7月に発表した日本製紙ケミカル江津事業所(島根県江津市)に続き、今回の芸防工場で10基目になります。

 
以上