2007年11月21日

台湾/永豊餘造紙と業務提携覚書の締結

日本製紙グループ本社

株式会社日本製紙グループ本社(社長 中村 雅知)は、本日、台湾最大の総合製紙メーカーである永豊餘造紙股有限公司(以下 永豊餘造紙)と戦略的業務提携の覚書に調印しました。
今後、アジアの紙市場において、両社の企業価値の向上、および国際市場での競争力強化を目指し、紙販売に関する相互協力や新規事業展開の検討、そして相互技術協力など双方の強みを生かした業務提携の具体化を進めていきます。

当社グループの日本製紙株式会社は、今月から本格稼働した、石巻工場(工場長 平川 昌宏)の N6号抄紙機で生産される微塗工紙の販売のため、すでに永豊餘造紙へのOEM供給を開始しています。永豊餘造紙の販売網を活用した円滑な製品販売を進めることにより、N6号抄紙機のコスト競争力を発揮していくとともに、当社グループの台湾市場への本格参入を進め、同時に両社が中国、アジア市場で展開している海外事業の具体的協力関係の構築も推進します。

日本製紙グループは、グループビジョン2015に掲げる企業像「世界の紙パルプ企業トップ5」を実現する取り組みの一環として、伸張著しい中国・アジア市場における本提携を積極的に推進していきます。

【永豊餘造紙股有限公司 概要】(Yuen Foong Yu Paper Mfg. Co., Ltd.)
代表者 邱 秀瑩
住 所 台北市重慶南路2段51号12楼
資本金 15,567百万台湾ドル(約545億円)
2006年連結売上高 39,352百万台湾ドル(約1,400億円)
紙・板紙 生産能力 約130万t/年

 
以上