株式会社日本製紙グループ本社（社長　中村雅知）は、2月1日、タイ国最大の総合製紙メーカーであるSCGペーパー社と洋紙事業全般に係わる包括的業務提携の覚書に調印しました。今後、経済成長が見込まれ重要性が高まる東南アジア地域での事業展開を目指し、新規事業、技術協力、販売協力を通じた業務提携の具体化を進め、両社の企業価値の向上に努めていきます。

SCGペーパー社は、タイ国における大手企業であるサイアム・セメントグループ傘下の子会社で、紙パルプ部門の中核会社であり、タイ国のみならず、フィリピン・ベトナム等にも進出するタイ国の最大手の総合製紙メーカーです。当社と提携関係にあるレンゴー株式会社とも合弁事業を立ち上げ、段ボール工場をアジア各地で展開しています。

日本製紙グループは、グループビジョン2015に掲げる企業像「世界の紙パルプ企業トップ5」を実現する取り組みの一環として、昨年11月に覚書を交わした永豊餘造紙との業務提携に続く、SCGペーパー社との業務提携により、伸長著しいアジア市場で本格的な事業活動を展開していきます。

【SCGペーパー社　概要】　（SCG Paper Public Company Limited）
サイアム・セメントグループ子会社（紙・パルプ事業）　非上場企業
代表者	：	Mr. Chaovalit Ekabut
住   所	：	1 Siam Cement Rd., Bangsue, Bangkok, Thailand

【サイアム・セメントグループ社　概要】　（The Siam Cement Public Company Limited）
タイ証券取引所　上場企業
代表者	：	Mr. Kan Trakulhoon
住   所	：	1 Siam Cement Rd., Bangsue, Bangkok, Thailand