2008年9月5日

古紙パルプ配合率管理システムの適切な構築・運用を確認
―日本製紙連合会の古紙パルプ等配合率検証制度にも対応―

日本製紙株式会社

日本製紙株式会社(社長:芳賀 義雄)は、当社製品における「古紙パルプ配合率管理手順」を本年4月に正式に導入しましたが、このたび、本社および汎用品再生紙を生産している全ての工場で、世界最大級の検査および審査登録機関SGSグループの日本法人SGSジャパン株式会社による監査が終了しました。その結果、手順に基づく管理システムが適切に構築され、運用されていることが確認されました。
 
この管理システムは、日本製紙連合会が定めた「古紙パルプ等配合率検証制度」にも対応していることから、当社が発行する古紙パルプ配合率証明書は、検証制度が定めるチェックリストの内容を確認した上で発行されたものと同等の信頼性があります。また、お客様のご要望に応じて、製造工場において、検証制度のチェックリストを用いて各種記録を直接ご確認いただくことも可能です。
 
今後は、環境マネジメントシステムISO14001による運用と合わせて、内部監査およびSGSジャパンの定期的な監査を受けることで、厳格な運用を継続し、ユーザーの皆様に安心してご利用いただける製品を提供していきます。
 
 ■SGSジャパンによる監査項目
  1. 管理手順運用におけるマネジメントシステム
  2. 本社・工場における古紙パルプ配合率を保証している銘柄に関する情報の共有化
  3. 古紙の受入、保管、投入に関する手順及び記録
  4. 生産時の古紙パルプ配合率管理に関する手順及び記録
  5. 複数部門での銘柄別古紙パルプ配合率の実績確認手順及び記録
  6. 古紙パルプ配合率が保証値を下回るなど、問題点が発生した場合の対応手順
  7. 古紙パルプ配合率証明書の発行手順及び記載内容
 
※SGSジャパン株式会社
スイスに本部をおく世界最大級の検査および審査登録機関「SGS」によって、1987年に設立された日本法人。SGSグループは既に世界中で35,000件以上の認証登録を手掛けており、独立した民間審査登録機関として国際的に高い評価を受けている。
 
 
 

SGSジャパン株式会社の監査報告書
SGSジャパン株式会社の監査報告書
 
以上