1996年3月25日

八代工場体質改善計画

日本製紙株式会社

当社は八代工場体質改善のための計画を検討してきたが、近く次のとおり決定する予定である。
 
1.計画の目的
 (1)八代工場の体質改善
 (2)新聞用紙の能力増強
 
2.工事の内容
 (1)N2抄紙機(マシン)増設
  月産 20,000トン(新聞用紙A巻 5本取)
  ワイヤー幅 9,000mm
  平均抄速 1,500m/分
 
 (2)N2マシンの稼働に合わせて、下記のマシン3台を停機。
  2マシン (新聞用紙 月産 5,500トン)
  3マシン (新聞用紙 月産 5,500トン)
  5マシン (上級紙 月産 2,500トン)
  計 月産 13,500トン
 
 (3)付帯設備
  TMP増強 日産能力 150トン/日 を 350トン/日へ
  DIP増強 日産能力 300トン/日 を 450トン/日へ
  構内製品倉庫増強 保管能力 8,500トン
  排水処理設備
 
 (4)総工費 400億円
 
3.要員合理化
 正規従業員700人を550人に削減
 
4.営業運転
 平成10年(1998年)1月

 
以上