1998年12月17日

小学館が豪州で植林事業
~「小学館の森」づくりを日本製紙・三井物産が支援~

日本製紙株式会社

小学館はオーストラリア・ヴィクトリア州においてユーカリの植林事業を行うことを決定し、その事業を日本製紙・三井物産が共同で支援することで3社は合意に達した。小学館がオーストラリアに植林会社を設立し、植林造成については、既に日本製紙・三井物産が現地にて植林を展開している共同事業体が行う。植栽後11年目より収穫を開始し、製紙原料として全量を日本製紙が使用する。
小学館としては初めての海外植林事業であり、出版企業として将来の紙の原料を確保し、また、植林によりCO2の固定効果など地球温暖化防止に寄与する「小学館の森」づくりを目指す。
詳細は次の通りである。
 
(事業概要)
1.事業形態 :
小学館が植林会社(現地法人)を設立、土地を購入し、日本製紙および三井物産が既に現地にて植林を展開している共同事業体 (Victoria Treefarm Project)が植栽、事業運営管理等の植林造成に関する業務を行う。
2.植林面積 : 500ha
3.植林樹種 : ユーカリ・グロビュラス
4.植林対象地  : ヴィクトリア州ジーロング港を中心とした半径150km圏内
5.事業開始時期 : 2000年より植栽開始

 
以上