ニュースリリース四国コカ・コーラボトリングのペットボトル飲料充填ラインを拡充~アセプティック/多品種小ロット対応のマルチラインへ~

株式会社日本製紙グループ本社

日本製紙グループの四国コカ・コーラボトリング株式会社(本社:香川県高松市、社長:橋本 建夫)は、同社の子会社である四国コカ・コーラプロダクツ株式会社(本社:愛媛県西条市、社長:塩出 喬之)小松第二工場のペットボトル飲料充填ラインを拡充し、あわせて同工場に物流倉庫を増設することを決定しました。投資金額は合計約47億円、2011年2月に完成し、翌3月から操業を開始する予定です。

今回の設備投資により、茶系飲料などのアセプティック充填注)が可能になるほか、容器サイズについても小型(280ml)から大型(2000ml)まで多品種小ロットの対応ができるようになります。また、物流倉庫の増設で保管能力の向上と物流効率の改善を図ります。

当社グループは第3次中期経営計画(2009年~2011年度)で紙以外の収益事業の強化育成を目標の一つに掲げています。昨年10月に100%子会社化した四国コカ・コーラボトリング社における今回の設備投資はその一環であり、今後とも同社事業の収益力向上を目指してまいります。

  • アセプティック充填
    高温瞬間殺菌した飲料をあらかじめ殺菌された容器に無菌環境下で充填する方法。飲料を加熱しその熱で容器ごと殺菌するホット充填に対し、加熱によるダメージが少なく、長期保存(未開封)後も風味が損なわれにくい。

以上