ニュースリリース石巻工場N5号・N6号抄紙機の運転再開及び停機予定設備の休転対応について~石巻工場の復興は着実に進行~

株式会社日本製紙グループ本社

株式会社日本製紙グループ本社(社長:芳賀 義雄)は、昨年8月3日に発表した「洋紙事業の復興計画」に基づき、東日本大震災により被災した日本製紙石巻工場(宮城県石巻市)の復興に尽力してまいりましたが、このたび、下記のとおりN5号抄紙機及びN6号抄紙機の運転を再開できる見込みとなりました。これにより石巻工場は、昨年9月の8号抄紙機、11月のN4号抄紙機・4号塗工機と合わせて合計4台の抄紙機と1台の塗工機を復旧し、同工場の復興完了後の生産能力約85万トンのうち75%以上を回復できる見込みです。

なお、このたびの石巻工場N5号・N6号抄紙機の再稼働にあたり、当社グループは国内洋紙市場の動向を考慮し、併せて、復興計画において停機を予定している一部生産設備について、下記のとおり休転を実施いたします。当社グループは、復興計画を着実に遂行していくことにより、グループ洋紙事業の抜本的な構造転換を推進し、競争力強化を実現してまいります。

1.石巻工場の生産設備の再稼働

生産能力(千t/年)品   種再稼働予定日
N5号抄紙機150塗工紙2月22日
N6号抄紙機272塗工紙3月9日

2.停機予定設備の休転対応

生産能力(千t/年)品   種休転開始時期停機時期
【日本製紙】(予定)(予定)
岩沼工場  2号抄紙機・30号塗工機108塗工紙2月下旬3月末
富士工場  13号抄紙機・33号塗工機137塗工紙2月下旬3月末
【日本大昭和板紙】
吉永工場  N2号抄紙機86情報用紙3月初旬3月末

以上