ニュースリリース永豊餘ケイマン(台湾・永豊餘グループの板紙・段ボール事業)の株式譲渡について

日本製紙株式会社

日本製紙株式会社(社長:芳賀 義雄)は、6月27日開催の取締役会において、永豊餘投資控股股份有限公司(注1)との戦略的業務提携に基づいて取得・保有する永豊餘英属蓋曼群島股份有限公司(永豊餘ケイマン)株式の売却を決議しました。(6月28日締結、7月1日発効)

当社は、2010年3月に永豊餘ケイマンの株式を取得しました。永豊餘ケイマンは当時、事業の拡大を目指して海外の株式市場への上場を計画していましたが、その後の世界的な株式市場の低迷により、両社は当初予定した期間内での上場は困難と判断し、資本提携を解消することにしたものです。

なお、台湾最大の総合製紙グループである永豊餘投資控股股份有限公司との協力関係は、今後とも継続していきます。

  1. 1.株式譲渡の概要
    1. (1)譲渡株式 永豊餘ケイマン株 63,068,342株(日本製紙の出資割合 20.35%)
    2. (2)譲渡先 永豊餘国際公司(注2)
    3. (3)譲渡価格 1億15百万 米ドル
  1. 注1永豊餘投資控股股份有限公司は、台湾最大の総合製紙グループ。
    (2012年に永豊餘造紙股份有限公司から社名変更)
  2. 注2永豊餘国際公司(永豊餘BVI)は、永豊餘投資控股股份有限公司が海外投資を行う持株会社。

以上