ニュースリリース秋田県秋田市で風力発電事業を開始～バイオマス、太陽光に続く、再生可能エネルギーの更なる拡充～

日本製紙株式会社

日本製紙株式会社（社長：馬城 文雄　以下、日本製紙）は、株式会社ウェンティ・ジャパン（社長：佐藤 裕之、以下、ウェンティ・ジャパン）と設立した合弁会社日本製紙ウェンティ風力株式会社（以下、合弁会社）を通じて、秋田県秋田市向浜地区で風力発電事業を開始します。

秋田県の沿岸部は、風況が良く国内でも有数の風力適地として知られています。合弁会社は、株式会社北都銀行より事業資金を調達し、EPC方式で三井造船株式会社が日本製紙秋田工場の隣接地に３基の風車を設置します。発電開始は2018年１月を予定し、発電した電気は「再生可能エネルギー固定価格買取制度（FIT）」を活用して東北電力株式会社に販売する計画です。

日本製紙は、第５次中期経営計画（2015-2017）で事業構造の転換を掲げ、エネルギー事業の拡大にも力を入れており、環境対応・安定供給・競争力の３つの視点を持ちながら事業開発を進めています。その中で、地球温暖化防止に貢献する再生可能エネルギーの開発にも取り組んでおり、これまで八代工場での未利用材100%によるバイオマス発電事業、小松島社有地および大竹工場での太陽光発電事業を行っています。

なお、小松島社有地の太陽光発電事業では、増設工事（13MW）に着手しており、稼働済分（21MW）と併せた発電規模は34MW（モジュール容量）と四国最大級のメガソーラープロジェクトとなります。今回新たに風力発電事業を推進することにより、再生可能エネルギーの更なる拡充を進めていきます。

以上