御茶ノ水ペーパーギャラリー

日本製紙グループ

御茶ノ水ペーパーギャラリー

ギャラリーで紙を選ぶにあたって

ギャラリーにある当社の紙をこんな視点で見比べていただけたら幸いです。

軽さ

『嵩高紙(かさだかし)』という言葉ってご存知ですか?
同じ厚さであればより軽く、同じ重さであればより厚さが出る、そんな紙です。
女性が満員電車でも片手で読めるくらい軽い書籍用紙を作りたい・・・
そんな思いから開発を始めた嵩高紙も、今ではキャストコートから更紙まで幅広いラインナップが揃いました。

多数揃えてある印刷見本を実際に手にとってご覧ください。

御茶ノ水ペーパーギャラリーには『Guide to npi’s printing and Publication Paper』という用紙の基本データ総括表をご用意しております。
銘柄・紙厚毎の重さを数値で一覧で確認することができますので、ご自由にお持ち帰りください。

ギャラリーに置いてある白紙サンプルは、光沢度(紙のテカリ具合)の高い紙からざらざらした紙までたくさんの種類の紙が置いてあります。
光沢の高い紙は印刷物が映えて見え、ざらざらした紙は独特の風合いを出してくれます。
そのあたりを見比べていただくのも面白いかもしれません。

また、紙は印刷されて初めて命が吹き込まれます。
白紙ではマット調(しっとりした面感)なのに、印刷すると印刷箇所だけ光沢が出るなんて紙もあるんですよ。

白紙のすっぴんの顔と印刷後のお化粧された顔、両方楽しんでもらえると嬉しいです。

白さ

白さを表現するのに『白色度』という表現方法があります。
白色度を数値で表し、数値が高くなればなるほど『白い紙』という事になります。
ただ、白さって数字だけで表現しきれない部分もあるんですよ。
白色度の数値が同じでも、青味な方が白く見えたり、赤味は暖かい白さだったりします。

300種類の紙の『色』も是非見比べてみてください。
あなたの求める『白さ』がきっと見つかると思います。

厚さ

白紙サンプルは各銘柄ともラインナップしている厚さの紙を用意しています。
一般的には、厚い紙ほど印刷内容が裏面に透けにくくなり、コシのある強い紙になります。
また同じ厚さの紙でも白色度の数値の低い紙のほうが、透けにくくなりますし、やわらかい紙(=しなやか)、かたい紙(=コシがある)、等いろいろあります。
ぜひ実際にお手にとって違いをご覧ください。

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