環境に関わる責任リサイクルの推進

循環型社会の形成に貢献します

古紙利用の取り組み

古紙の利用を積極的に進めています

製紙業界は、持続可能な森林経営を通じて、紙の原材料としての森林資源の確保に努めています。しかし、その供給量には限りがあり、古紙はとても重要な資源です。
日本製紙グループでは、資源を有効に利用するために、お客さまと協力して古紙を回収・利用する仕組みを構築したり、市民団体や業界団体と連携して古紙回収の啓発活動を行うことで、古紙の利用拡大に取り組んでいます。また、近年は、古紙の利用をさらに拡大するために、リサイクルが難しい種類の紙も利用できる技術の開発にも取り組んでいます。
国外での紙・板紙需要が増加するなど、国内での古紙調達状況は厳しくなっていますが、今後も古紙の利用拡大に努めていきます。

古紙利用率の推移(国内)

紙パック回収の取り組み

容器メーカーと牛乳メーカーを中心に構成する全国牛乳容器環境協議会では「2020年までに紙パックの回収率を50%以上にする」という目標を設定しています。2017年12月に確定した2016年度の回収率は44.3%であり、前年度比で1.2%向上しています。
同協会の一員である日本製紙(株)では、グループ各社の拠点に紙パック回収ボックスの設置を進め、従業員へのリサイクル意識の啓発に取り組んでいます。また、紙パックの回収を、社会全体で資源を有効活用するための活動のひとつと位置付け、回収事業者と連携を図り、各種施設・学校などへリサイクルの働きかけを新たに始めています。

社内に設置した紙パック回収ボックス

産業廃棄物の再資源化

発生抑制と有効利用に取り組みました

グリーンアクションプラン2020の進捗状況

日本製紙グループは、「グリーンアクションプラン2020」で「廃棄物の再資源化率を98%以上とする」という目標を掲げています。
産業廃棄物が埋立てなどによって最終処分される量を減らすために、生産プロセスの見直しやボイラー燃焼灰を土木用資材などに有効活用する取り組みを進めた結果、2016年度の再資源化率は98.4%となりました。

廃棄物の発生・最終処分量の推移(国内)

事例

石炭灰を活用したコンクリート用混和材「CfFA®」の製造販売事業

宮城県石巻市 鎮守大橋の橋脚
宮城県石巻市 鎮守大橋の橋脚

日本製紙(株)は、石巻工場において石炭火力発電の副産物である石炭灰を加熱改質したコンクリート用混和材「CfFA®」を製造販売しています。
「CfFA®」は、コンクリートの品質に悪影響を及ぼす未燃カーボンを除去したフライアッシュであり、安定した品質を特徴としています。これまで、東北地方を中心に震災復興工事(橋梁、防潮堤など)やコンクリート製品(プレキャストコンクリート)などで採用されており、徐々に使用実績が広がっています。
今後も高品質なインフラ整備に貢献することを目指していきます。