お知らせ日本製紙グループ 第4回地球環境フォーラム
「森と暮らす、森に学ぶ」
日本野鳥の会・柳生 博会長による講演会を開催~北海道・根室地方の社有林における鳥類の生息状況調査についても報告~
株式会社日本製紙グループ本社
株式会社日本製紙グループ本社(社長: 芳賀 義雄)は、1月20日(金)14時より、「第4回地球環境フォーラム」を当社大会議室(来場者250名予定)にて実施いたします。今回は、八ヶ岳南麓の荒れ果てた人工林を購入し、30年以上にわたって木を植え、森を育ててこられた、公益社団法人日本野鳥の会会長 柳生博氏を講師に迎え、「森と暮らす、森に学ぶ」をテーマに、森と暮らし、自然に触れ合う生活の楽しみについてお話しいただきます。
日本製紙グループの地球環境フォーラムは、一般の方々に環境について考えていただく機会として、2007年2月に第1回を開催し、今回で4回目を迎えます。過去には、スティーブン・シュナイダー博士(スタンフォード大学教授)、宮脇 昭・横浜国立大学名誉教授(財団法人 地球環境戦略研究機関 国際生態学センター長)にご講演いただいております。
当社グループは、環境と社会に配慮した森林経営の一環として、2010年10月、日本野鳥の会と野鳥保護に関する協定を締結し、国の天然記念物であり絶滅危惧種でもあるシマフクロウの保護を目的として、北海道根室地方に所有する森林(約126ヘクタール)をシマフクロウの保護区に指定いたしました。シマフクロウが生息する森は生物多様性に富み、その自然環境を保護する重要性が高い地域であると言われますが、保護区に指定した森林は、当社グループにおいては長年木材生産目的の伐採を行わない環境林として保全に努めてきた森林であり、3つがいのシマフクロウが確認されております。
今回の柳生博氏による特別講演は、当社グループと日本野鳥の会が共同で取り組むシマフクロウ保護活動を背景に実現の運びとなったものです。なお、当日は、特別講演に先立ち、シマフクロウ保護区において当社グループと日本野鳥の会がこれまでに行った共同調査の結果報告など、日本製紙の社有林における生物多様性保全に関するプレゼンテーションを行う予定です。
以上