厚いのに軽い?!

嵩高印刷用紙

図 厚みは保ちながら、手に持った時は軽くて持ち運びやすい。出版社が雑誌や書籍用に求めていたのはそんな紙でした。重量単位で取引される紙は、軽いほど単価が安くなるという事情もあり、厚くて軽い紙は、コストダウンも図れて一石二鳥。日本製紙は、こうした市場のニーズに応え、繊維の隙間に空気を含んだ通常の紙より軽くて厚みがある「嵩高(かさだか)紙」を開発しました。厚くて、軽くて、柔らかい。紙繊維の密度が低くても、通常の紙に負けない高い品質、キレイに印刷できる環境にも優しい省資源の紙を実現しました。他社の先を行くものづくりをするという日本製紙の姿勢を象徴する紙の一つです。