1999年10月29日

小型焼却炉のダイオキシン法規制に先駆けて対応

大昭和製紙株式会社

小型焼却炉のダイオキシン法規制に先駆けて対応 環境庁の中央環境審議会大気部会は10月26日、小型焼却炉から出るダイオキシンの排出基準を一立方メートル当たり5~10ナノグラム(ナノは十億分の一)、大気中の環境基準を同0.6ピコグラム(ピコは一兆分の一)とする報告書をまとめました。この排出基準は来年1月に施行されるダイオキシン類対策特別措置法で正式に定められます。
このような状況下で、大昭和製紙は、ダイオキシン類対策特別措置法の本年7月16日の公布に先駆けて本年1月に本社工場鈴川の小型焼却炉の更新を終え、さらに岩沼工場でも最新の小型焼却炉に更新すべく既に発注し、平成12年1月に完成予定です。
今回の更新に際しては破砕機の導入も併せて行い、これによって焼却効率の向上を図るとともに、燃焼改善によってダイオキシン類の発生を一段と抑制する計画です。
これらの小型焼却炉の更新により、ダイオキシン類対策特別措置法の排出基準(案)を十分に達成できる見込みです。
大昭和製紙は本年8月にISO14001認証を岩沼工場で取得しており、順次全工場で認証取得を計画し、環境に配慮した生産活動に努めていきます。

 
以上