現在、大きな社会問題となっているアスベスト（石綿）に関し、日本製紙グループでは日本製紙各工場およびグループ各社に「お問い合わせ窓口」を設置しました。

これは、社内外への窓口を明確にし、アスベストに係わる作業に従事していた従業員（退職者含む）およびご家族の方々への影響について早急に把握することを目的としています。

 

また、グループ内においては日本製紙が昭和46年から昭和62年まで、アスベストを含む加工用原紙を生産していましたので、下記の通りお知らせします。

 

１）工場名と所在地

　勿来工場 ： 福島県いわき市勿来町

　伏木工場 ： 富山県高岡市伏木

 

２）アスベスト含有製品の概要

　製品名 ： アスパール（アスベスト含有 60%以上）､ミネパール（同 約5%）

　石綿種類 ： 白石綿

　用 途 ： 壁紙･建材用化粧紙､クッション床材裏打材､特殊建材､パイプ保護材など

 

３）生産時期

　勿来工場 ： 昭和46年11月～昭和54年12月

　伏木工場 ： 昭和48年4月～昭和62年3月

 

４）従業員への健康影響について

　現在のところ、上記工場の従業員およびその家族にアスベストに起因する発症事例はありません。