2001年7月2日

日本紙共販の営業開始について

日本紙共販株式会社

日本ユニパックホールディンググループの紙販売会社である「日本紙共販株式会社」は、7月2日、営業をはじめました。

日本紙共販は、日本製紙と大昭和製紙の紙営業部門が独立・合併し誕生したもので、両生産会社の紙製品を販売します。日本製紙と大昭和製紙の事業統合では、製造会社の合併には、多くの制度統一や社員の融和に時間が必要となり、効果の発揮が遅れることから、持ち株会社「日本ユニパックホールディング」による事業統合の形をとりました。しかし販売部門については、製品をひとつの会社で販売することで得られるメリットが多いと判断し、両社営業部門の合併という形式を選びました。たとえば製品の種類が多くなることで顧客に多くの選択肢を提供できるほか、多くの生産拠点と輸送手段を駆使し、物流コストの低減を図れます。また顧客からのさまざまなニーズをひとつの会社で集約し、製品開発に生かすことも可能です。

これまで比較的海外市場との競合がなかった紙業界ですが、国際化の流れは急速に押し寄せています。日本ユニパックホールディンググループのメンバーとして世界的な一流企業を目指すために、またマーケティング企業として顧客の信頼を得る企業になるために、さまざまな挑戦を日本紙共販は続けてまいります。

日本紙共販株式会社
設立 2001年4月2日 営業開始 2001年7月2日
資本金 1億円(出資比率:日本製紙70%、大昭和製紙30%)
社員数 490人(2001年7月2日現在)
代表取締役社長 三好 孝彦
代表取締役副社長 三舩 正行

 
以上