2001年12月6日

日本ユニパックホールディンググループで環境ラベルを制定

日本紙共販株式会社
日本製紙株式会社
大昭和製紙株式会社

日本ユニパックホールディンググループの日本紙共販は、自社の販売する紙製品に環境特性を表示する「環境ラベル」を制定しました。
日本紙共販の販売する紙製品は、主に日本製紙、大昭和製紙で生産されています。両社では従来から無塩素漂白や工場のゴミゼロ化など数々の環境対応を実施し、環境報告書やホームページで公開していますが、今後は、製品やカタログに環境ラベルの表示を行い、製品の持つ環境面の特徴をよりわかりやすく伝えていきます。
ラベルは日本紙共販の販売する主な製品に、2002年度から順次導入します。

1.ラベルの目的
・ 当社製品の持つ環境側面を図形で表し、製品特性としてお客様に認識してもらう。
・ 現状は古紙高配合など一側面のみが注目されがちであるのに対し、複数の環境側面を表示することで、総合的な環境対応の必要性を訴えるとともに、今後必要となる、製品の一生に関わる環境負荷低減の試みへの第一歩とする。

2. ラベルの対象となる環境側面と添付基準
(1)古紙配合率(30%以上)
(2)植林+森林認証取得木材利用率(30%以上)
(3)無塩素漂白利用率(50%以上)  
(4)バイオエネルギー利用率(35%以上)   
(5)廃棄物エネルギー利用率(10%以上)  
(6)環境ISO取得工場(取得)
(7)ゴミゼロ工場達成率(廃棄物最終処分量の対生産高比、0.1%以下)

3.今後の展開
今後、7つの各環境側面の達成度を数値評価し、総合得点の高い製品にゴールドラベル(仮称)を添付する制度を発足させ、本格的なISOタイプ?U・自己宣言ラベルとして展開していく予定です。

 
以上