2002年4月19日

微塗工紙新製品「ペガサスWX(ホワイトエックス)」を発売
~微塗工紙で最高の白さと光沢を備え、誌面を美しく~

日本ユニパックホールディンググループ
日本製紙株式会社
日本紙共販株式会社

日本ユニパックホールディンググループの日本製紙は、出版市場で最高峰との評価を得る微塗工紙「ペガサス」シリーズの新製品として、「ペガサスWX(ホワイトエックス)」を開発しました。この新製品は、微塗工紙で最高の「紙の白さ」と「白紙面・印刷面の高い光沢」を兼ね備え、写真などビジュアル部の美しさを最高品質で表現できる紙となっています。

新製品の特長
(1)最高の白色度と不透明度
ISO白色度90.2%(国内初)は、微塗工紙として最高の白さで、コート紙の領域に達する白さです。誌面への視覚刺激を最大限に発揮できます。さらに、不透明度も90.4%(60.2g/m2)と国内最高レベルを維持(白色度と不透明度は相反する紙質で、両立は困難)。白紙部の高い不透明性が、写真部のコントラスト(明暗)をより鮮明にします。そして、白紙部の白さと高い光沢により、すばらしいハイライト部を再現します。
ハイライト部…写真の中で、ランプの明かりやファッションモデルに照射されるライトなど、光をとらえた部分。

(2)技術の結晶、高い光沢
印刷面光沢の高さは、あの「ペガサス」(光沢度63%)をしのぐ高さ(同71%)を実現し、微塗工紙では世界でも他に類を見ない紙となりました。よりインパクトのある誌面づくりを約束します。

(3)低密度でかさ高
低密度(高紙厚を低米坪で実現)で競争力のあるペガサス本来の紙質は従来どおり健在。

生産は旭川工場(北海道旭川市)で、米坪は60.2g/m2、64.0g/m2、72.3g/m2で販売を開始、1年後には、月700トンの販売を目指しています。新製品は、当社独自の技術が生み出した、日本製紙にオンリーワンの紙製品です。多彩なビジュアル表現で、誌面の美しさを競う出版各社の皆さまに、「最高の誌面あがり」を提供できるよう販売を広げていきます。

 
以上