2002年6月24日

日本製紙と大昭和製紙、洋紙の統一銘柄を発売開始
~塗工紙系は「オーロラ」シリーズ、再生紙系は「リサイクル」シリーズで~

日本紙共販株式会社

日本紙共販株式会社 日本ユニパックホールディンググル-プの日本紙共販は7~8月にかけて、塗工紙、再生紙について、両社の統一ブランドでの販売を開始します。日本紙共販は昨年7月の発足以来、日本製紙、大昭和製紙のブランドを販売してきましたが、来年の3社合併を控え、統一銘柄での生産、販売を行います。

銘柄名は、塗工紙系を「オーロラ」シリーズ、再生紙系を「リサイクル」シリーズとしました。「オーロラ」シリーズはA2コートに代表されるように、ブランドイメージの中心を『品質』に置いているのに対し、「リサイクル」シリーズは『再生紙、古紙配合』に置いています。

「オーロラ」シリーズの「オーロラ」は、ローマ神話の「曙の女神」、コート紙の新しい時代の夜明けと言う意味で名づけました。A2コートは「オーロラコート」、A3コートは「オーロラL」、微塗工印刷紙は「オーロラS」というように、グロス系コート紙を「オーロラ」ブランドで統一します。「オーロラコート」は今回の統合に当たり、従来の品質に対し、白色度で3ポイント、光沢度で5ポイントアップした品質設計で、A2コートの最高峰です。

「リサイクル」シリーズは、再生紙需要に対応するため、両社が生産してきた各種の品質の再生紙を整理統合したものです。統合の主体は古紙100%品で、再生紙であることを全面に押し出し、「リサイクル」をブランド名としました。いずれも、グリーン購入法適合商品です。上質紙系は「リサイクル上質」(古紙配合率70%)、「リサイクル上質100」(古紙配合率100%)、コート紙はA2グロスが「リサイクルコート100」、A2マットは「リサイクルマット100」、A3コートは「リサイクルコートL100」としました(いずれも古紙100%品)。

統一銘柄は日本製紙、大昭和製紙の両工場で生産を行います。これにより、両社の持つ設備の特徴が生かされ、統合効果をより一層発揮することが期待できます。

主要一般品銘柄

 
以上