2003年1月27日

世界初の品質、超嵩高のコートグラビア紙「キングダム・GR」を発売
~独自技術で、従来品より25%以上も嵩高に~

日本ユニパックホールディンググループ
日本製紙株式会社
日本紙共販株式会社

日本ユニパックホールディンググループの日本製紙は、コートグラビア紙の領域では世界で最も低密度となる超嵩高の高白コートグラビア紙「キングダム・GR(グローリー)」を開発しました。2月より日本紙共販にて発売を開始いたします。

情報誌や女性誌等の色調の豊かさが問われるページには、コートグラビア紙が多く使われています。これまで当社では、一般的なコートグラビア紙(密度1.25g/cm3)に加え、約10%低密度(1.15g/cm3)な嵩高コートグラビア紙を販売していますが、今回はさらに15%低密度な超嵩高コートグラビア紙(1.00g/cm3)を開発し、雑誌の軽量化を可能にしました。 しかもこの新製品は、従来のコートグラビア紙には無い高白色度を実現し、また嵩高でありながら印面光沢は、既存品以上のレベルを確保しました。これにより、雑誌の軽量化と優れた印刷再現性を兼ね備えた、「22世紀基準のグラビア紙」がここに誕生しました。

新製品の主な特長
    ・ コートグラビア紙で、最大20%の軽量化が可能
    ・ 印面光沢は、従来品以上のレベルを確保
    ・ 超嵩高化による「コシのある」めくり感
    ・ 当社新製品群のDNAである「高紙厚・高白色・高不透明度」をついにコートグラビア紙でも実現

グラビア印刷の適性を高いレベルで維持しつつ、印刷物のボリューム感は現状のまま軽量化できる画期的な新製品「キングダム・GR」は、お客様に美しい紙面と軽量化メリットを提供できる、新時代のコートグラビア紙です。

なお、新製品は当社石巻工場(宮城県石巻市)で生産し、初年度の販売目標は月1,000トンを見込んでいます。

 
以上