2004年3月5日

コート紙に2つのシルク
新製品「U-ltimax SILK」と「PRO!GRACE SILK」を発売

日本ユニパックホールディンググループ
日本製紙株式会社

日本ユニパックホールディンググループの日本製紙(社長:三好孝彦)は、マットコート紙*1でありながら抜群の写真印刷再現性を持つ「U-ltimax SILK」と、グロスコート紙*2でありながら読みやすい文字印刷部を持つ「PRO!GRACE SILK」の発売を開始します。

グロス紙に限りなく近いマット紙「U-ltimax SILK」(アルティマックス シルク)
いわゆるマット紙のように自然な起伏感のある白紙面は従来のまま。読みやすさを損なわず、目に優しい白さを、この紙だけに与えました。平滑度を上げすぎず、マット紙本来の紙厚と手触り感はそのままで、グロス紙のような印刷面を実現しました。白紙面との境界はメリハリあるコントラストを醸し出し、シャドー部は被写体の押し出し感を演出できます。また、マット紙としての十分な紙厚がありながら軽量化も図りました。
マット紙でありながらグロス紙にせまる印刷再現性は「U-ltimax SILK」だけ。この紙だけの、今までとは違う白さが出版物の表現力をより高めます。

マット紙に限りなく近いグロス紙「PRO!GRACE SILK」(プロ!グレイス シルク)
従来のグロス紙は、写真の再現性は優れていましたが、白紙の光沢が高いためにテキスト部分は読みにくい、といった問題点がありました。そこで「PRO!GRACE SILK」は、写真などの印刷面では高い再現性を保ちながら、白紙の光沢をおさえることで、読みやすい文字印刷部を実現しました。
平滑度を落とすことなく、グロス紙本来の美しい仕上がりを実現し、マット紙にせまる読みやすさを持つ「PRO!GRACE SILK」。余白スペースの美しさを引き出す白さと上質な肌合いが、美しいデザインをさらに引きたてます。

*1 マットコート紙 紙厚があり、やさしい手触り感がある。光沢をおさえ自然な印刷に仕上がる。
*2 グロスコート紙 紙厚は薄めで、つるつるした触感。表面に光沢があり、シャープな印刷に仕上がる。

 
以上