2005年1月17日

新製品「NPiフォームNEXT」発売
~多色オフセット印刷適性を付与した次世代フォーム用紙を開発~

日本製紙株式会社

日本製紙(社長:三好孝彦)は「高白色」「高不透明」「高平滑」の三拍子がそろったフォーム用紙「NPiフォームNEXT」の販売を開始しました。
「フォーム用紙*1」の分野は、近年印刷の多色化が進んでいます。日本製紙は品質に定評のある従来のフォーム用紙「NPiフォーム」に、多色オフセット印刷適性を付与するため、以下の特性を持たせました。

【新製品の特性】
 (1) 高白色度
  白色度を83%から91%へ引き上げました。その結果、印刷後の色コントラストが高くなり、鮮明に仕上がります。
 (2) 高不透明度
  不透明度を上げることにより、裏抜けしにくくなり、両面印刷が問題なくできるようになりました。
 (3) 高平滑度
  細かい網点(ドット)まで印刷することができるので、画像再現性に優れています。文字だけでなく写真も美しく表現します。

従来のNIP適性*2を損なわず、このような特徴に加え、現行NPiフォーム並みのインクジェット適性もあります。

<NPiフォームNEXTラインナップ>
坪量(g/m264.081.4104.7127.9

なおこの新製品は岩国工場(山口県岩国市)で生産し、販売は1,000t/月を目標にしています。

*1 フォーム用紙…連続伝票用紙
*2 NIP適性…Non-Impact-Printerに使用される連続伝票用紙には以下の適性が求められます。
 (1) 折り適性がよく、積み上げられたときに傾斜しない。
 (2) 印字適性・トナー定着性が良い。
 (3) カールなどの問題を起さない。

 
以上