2005年3月23日

勿来工場ボイラー燃料に木屑の使用を再開

日本製紙株式会社

当社勿来工場(福島県いわき市 工場長:岩瀬広徳)は、明日3月24日よりボイラーの燃料として木屑の使用を再開します。
 
いわき市による蛭田川水質検査で環境基準を超える水銀が検出されたため、勿来工場では3月7日よりその原因となった木屑の使用を中断していました。
その後の検討により、水銀で汚染された木屑が混入した場合でも、ボイラー排水中の水銀を化学反応により凝集沈殿させることで除去できることを確認しました。勿来工場では、この方式による改善計画を市に提出して受理されました。
今後はこれに基づいた処理を行い、工場排水の水銀濃度が河川の環境基準を満たすことを管理指標としてボイラーの運転を行います。

 
以上