2005年7月29日

「オーパー®MDP」に新製品
充実のラインナップへ
~カラーレーザープリンター対応耐水紙~

日本製紙株式会社

日本製紙(社長:中村雅知)は、カラーレーザープリンター対応耐水紙「オーパー®MDP」から、3つの新製品を発売しました。
これにより、「オーパー®MDP」は4つの規格を揃えることになり、多様なシーンへの耐水紙の利用が可能になりました。

【オーパー®MDPとは】
オーパー®MDPはレーザープリンターで印刷が可能な耐水紙です。 特殊なコート層により、印字性能に優れ、適度な光沢と白色度があり、抜群の画像再現性を有しています。
さらに、マイクロミシン加工や抜き加工、折り適性にも優れており、紙と同様の加工が可能です。
また、フィルム系耐水紙に近い耐水性があるため、レーザープリンター印刷後、そのまま耐水POPとして使用でき、ラミネート加工の必要がありません。


【オーパー®MDP ラインナップ】
銘柄名
紙厚
(ミクロン)
坪量
(g/?u)
特徴
G22 MDP
(新製品)
220
205
グロス調の面感で、高級感のあるPOP用途に最適です。
F22 MDP
200
190
ファイン調※の程よい光沢と、プライスカードに適した厚みを持たせました。
F15 MDP
(新製品)
150
128
ファイン調の面感です。従来品より紙厚を下げたので、さまざまなプリンターで印刷できます。
UV事前印刷とレーザープリンター印字の組み合わせで、多くの情報を自在に印刷することができます。
F12 MDP
(新製品)
120
105
ファイン調ではもっとも薄いタイプでオンデマンド印刷に適しています。
UV事前印刷とレーザープリンター印字の組み合わせで、多くの情報を自在に印刷することができます。

※ ファイン調…マット調(光沢を抑えた面感)とグロス調(光沢を持たせた面感)の中間で、文字も読みやすく画像も美しく表現する、程よい光沢度です。

【オーパー®MDPの特徴】
オーバーMDPの構造図<構造> 「オーパ®MDP」は、中層の紙を耐熱樹脂層とコート層でサンドイッチしています。したがって、表裏から水分が浸入することはありません。また、特殊技術を用いることでコート層の優れた画像再現性を実現しました。

【さまざまな用途への活用】

「流通小売業」 プライスカード・POP・棚札・包装紙など
「建設・不動産業」 店頭の物件チラシや売出しポスターなど
「飲食業」 メニュー・レシピなど
「出版業」 折り込地図、カタログなど
「その他の業種」 屋外ポスター・広告など

【コストパフォーマンス】
全体の60~75%以上が紙で構成されている「オーパー®MDP」は、他社の樹脂(フィルム)系耐水紙と比較して、圧倒的なローコストでの生産を実現しました。これは、石油を原料とする商品との原材料コスト差が大きな根本要因です。掲示物作成コストにも格段の差が出ることが予想され、今後有力な販促媒体の用紙となります。

【環境対応型商品】
「オーパー®MDP」は紙の構成比が高いため、燃焼時のカロリー数値もフィルム系耐水紙に比較して低く、自治体によっては可燃ゴミとしての処理が可能です。また、中層の紙には約10~30%前後の古紙パルプを使用しています。
グリーン購入ネットワーク(情報用紙その他)登録商品です。

 
以上