2005年8月24日
以上
十條サーマル社がアールストロム・カウツア社を買収
日本製紙株式会社
日本製紙(社長:中村雅知)が合弁で設立し感熱紙を生産している十條サーマル社(フィンランド)は、合弁相手であるアールストロム社(Ahlstrom Corporation 本社:フィンランド)から、その子会社であるアールストロム・カウツア社(Ahlstrom Kauttua Oy)の全株式を取得することを決定しました。
本年2月2日に発表した感熱紙増産の具体的施策として、十條サーマル社はこの買収により、アールストロム・カウツア社が所有する感熱紙用の原紙抄紙機1台とコーター1台を取得します。
欧州の感熱紙市場は順調に成長を続けており、今後も一層の市場の拡大が期待できます。
十條サーマル社は、日本製紙の技術協力によりフィンランドの南西に位置するカウツアで感熱紙の生産を行っており、その優れた品質は市場から高い評価を得ています。
同社は、この買収で取得したコーターを改造し、1年後には年間30千トンの感熱紙増産が可能になります。この生産能力増強により、同社は、世界最大の感熱紙市場である欧州で3番目の生産能力を有する世界的な感熱紙メーカーとして、その地位を確立していきます。
【十條サーマル社】
本年2月2日に発表した感熱紙増産の具体的施策として、十條サーマル社はこの買収により、アールストロム・カウツア社が所有する感熱紙用の原紙抄紙機1台とコーター1台を取得します。
欧州の感熱紙市場は順調に成長を続けており、今後も一層の市場の拡大が期待できます。
十條サーマル社は、日本製紙の技術協力によりフィンランドの南西に位置するカウツアで感熱紙の生産を行っており、その優れた品質は市場から高い評価を得ています。
同社は、この買収で取得したコーターを改造し、1年後には年間30千トンの感熱紙増産が可能になります。この生産能力増強により、同社は、世界最大の感熱紙市場である欧州で3番目の生産能力を有する世界的な感熱紙メーカーとして、その地位を確立していきます。
【十條サーマル社】
1.会 社 名 2.会社設立 3.資 本 金 4.出資比率 5.所 在 地 6.生 産 量 7.従業員数 |
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Jujo Thermal Oy(略称JTOy) 1992年7月 約12,610千ユーロ(約17億円) 当社 約41.7%、Ahlstrom Corporation約41.7%、三井物産 約16.6% Paperitehtaantie15 FIN-27500 Kauttua,Finland (ヘルシンキ北西200km) 感熱紙36千トン/年 88人 |