2006年2月3日

印刷用紙の価格修正について

日本製紙株式会社

日本製紙株式会社(社長:中村雅知)は、印刷用紙の価格修正を代理店各社に表明しました。
 
1.値上げ幅
上質紙・上質(A2)コート紙 5円/kg以上
軽量(A3)コート紙・微塗工紙 10円/kg以上
※軽量(A3)コート紙(64g/m2以下)・微塗工紙(54.2g/m2以下)は薄物格差を設定
 
2.実施時期 2006年3月21日出荷分より
 
3.実施理由
重油やチップに代表される原燃料の価格は高騰を続けており、当社は大幅なコストアップを強いられています。
これに対して、当社は労務費や物流費の削減など自助努力によるコストダウンを行ってきましたが、原燃料のコストアップを吸収するには至らず、業績の大幅な下方修正を余儀なくされている状況にあります。
一方、印刷用紙の価格は、輸入紙の価格影響もあり昨年の夏場以降下落して国際水準への収れんが進み、さらに一部では国内価格が国際市況を下回るレベルになっています。この状況は、円安に転じた現在の為替相場により一層顕著になりました。

 
以上