2006年4月17日

中国における段ボール製造加工会社の出資比率を引き上げ

日本製紙株式会社

日本製紙(社長:中村雅知)は、中国上海市で段ボールを製造加工している上海恒富紙業有限公司(以下、上海恒富紙業)の持分を、従来の23%から40%に買い増ししました。

中国では、経済の成長に伴い段ボール市場も年々拡大を続けています。当社グループの段ボール事業における中国での拠点確保を目的に、当社は2003年にエバーウェルス·ペ-パーインダストリー社(以下、エバーウェルスUSA社)の100%子会社であった上海恒富紙業に出資し、合弁で事業を行ってきました。今般、同社のさらなる事業の拡大および将来の発展のため、エバーウェルスUSA社より17%の株式を取得して両社の出資比率を改めました。今後は、生産設備の増強を視野にいれ、華東地区(上海、浙江、江蘇)を中心に販売体制を強化していきます。

【上海恒富紙業 持分比率】
出資者名 購入前 購入後
エバーウェルスUSA社 77.0% 60.0%
日本製紙 23.0% 40.0%

【上海恒富紙業 会社概要】
1.設立 1993年
2.資本金 約600万ドル
3.立地 上海市松江区(上海の南西25km)
4.事業内容 段ボール製造加工
5.生産量 約30百万m2/年

 
以上