2006年8月3日

印刷・情報用紙の価格修正について

日本製紙株式会社

日本製紙株式会社(社長:中村雅知)は、印刷用紙と情報用紙の価格修正を代理店各社に表明しました。
 
1.対象品種
1)印刷用紙:上質紙、上質(A2)コート紙、軽量(A3)コート紙、微塗工紙、色上質紙
2)情報用紙:ノーカーボン紙、フォーム用紙
 
2.値上げ幅 各品種8%以上
※なお、今春の価格修正でA3コート紙・微塗工紙について設定した薄物格差につきましては、別途引き続き交渉いたします。
 
3.実施時期 2006年9月21日出荷分より
 
4.実施理由
一昨年来の急激な原油高に加えチップや古紙の価格も上昇するなど、原燃料のコストアップにより今春に価格修正を実施しましたが、当初想定していた以上に原燃料価格、特に原油価格が高騰する状況となっています。
これらの原燃料の高騰によるコストアップは、今年度、2004年度対比で約600億円に達する見込みです。
これに対して、当社としても引き続きコストダウンに鋭意努力をしてきましたが、予想を上回るコストアップを吸収することはできず、?鞄?本製紙グループ本社2006年4~6月期の営業利益は前年度同期比48%減、経常利益は同44%減という厳しい業績となりました。
こうした状況を受け、当社はコストアップの一部を再度製品価格に転嫁せざるを得ないと判断しました。

 
以上