2007年9月10日

東松山事業所で重油から都市ガスへ燃料転換
~二酸化炭素排出量を年間約900トン削減~

日本製紙ケミカル株式会社

日本製紙ケミカル株式会社の東松山事業所(埼玉県東松山市、所長:矢部紀雄)は、この程、ボイラーの燃料を重油から都市(天然)ガスへ転換する工事を実施し、稼動を開始しました。この工事により、東松山事業所ではエネルギー起源の二酸化炭素排出量を年間約900トン削減でき、より環境に配慮した事業活動を推進することができます。
東松山事業所は、ノートパソコンや液晶モニターに使用される光学フィルムを主力製品とする、当社の機能性フィルム事業の生産拠点です。これまでボイラー燃料として重油を使用していましたが、今回の燃料転換工事に伴い、新たに武州ガス(本社:埼玉県川越市)から都市(天然)ガスの供給を受けることになります。
日本製紙グループは本年3月に環境憲章を改定し、基本方針の筆頭に「地球温暖化対策の推進」を掲げました。具体的には、「グリーンアクションプラン2010」の中で、「2010年度までに、製品あたりの化石エネルギー起源二酸化炭素排出原単位を1990年度比で10%削減する」と明記し、グループを挙げて省エネルギーや燃料転換による二酸化炭素排出量の削減に努めています。
日本製紙ケミカルは今後も地球環境に配慮した生産活動を心がけ、エネルギー使用の効率化を図り、地球温暖化防止に継続して取り組んでいきます。
なお、本工事は、経済産業省の「エネルギー多消費型設備 天然ガス化推進補助事業」に採択されました。
 
新設されたボイラー
新設されたボイラー

 
以上