2008年5月7日

積層板原紙の輸出価格改定について

日本製紙株式会社

日本製紙株式会社(社長:中村雅知)は、積層板原紙※の輸出価格を下記の通り改定します。
 
1. 対象品種 積層板原紙
 
2. 値上げ幅  20%以上
 
3. 実施時期 2008年7月 生産分より
 
4. 実施理由
当社は昨年度、チップや重油、薬品等の原燃料価格の上昇が続く中、価格修正を実施しました。しかしながら、その後も原燃料価格の上昇はとどまるところを知らず、また上昇幅も予想を上回る状況であり、自助努力によるコストダウンでは賄い切れない状況が続いています。
これに対して、今後の安定供給、品質・サービスの維持向上のため、再度、価格修正を行い、コストアップの一部を製品価格に転嫁せざるを得ないと判断しました。
 
※積層板原紙
・積層板原紙は、家電製品のプリント基板用途を中心に使用されています。
・家電製品の海外への生産シフトに伴い、そのほとんどが東南アジアに輸出されています。

 
以上