2008年6月18日
コピー用紙(PPC用紙)のラインナップを変更
日本製紙株式会社
以上
コピー用紙(PPC用紙)のラインナップを変更
-古紙パルプ配合率70%以上の「PPC用紙 N70」を発売-
日本製紙株式会社
日本製紙株式会社(社長:中村雅知)は、当社ブランドのコピー用紙(PPC用紙)のラインナップに古紙パルプを70%以上配合した新製品を加えることにしました。併せて、コピー用紙(PPC用紙)の古紙パルプ配合率の表示を、2008年4月2日に日本製紙連合会より発表された「再生紙の表示方法について」の指針に基づいて変更いたします。
1. 古紙パルプ配合率70%以上の新製品「PPC用紙 N70」を発売
当社は古紙パルプ配合率乖離問題を深く反省するとともに、顧客からの古紙パルプ配合製品への要望に応えるために、本年3月に古紙パルプ配合率20%程度の「PPC用紙 N20」をラインナップに加えましたが、古紙パルプ高配合品のご要望が多いこと、生産体制も整いつつあることから、このたび古紙パルプを70%以上配合した「PPC用紙 N70」※1を商品化することにしました。これに伴い、「PPC用紙 N20」は本年9月で生産を終了いたします。
※1 「PPC用紙 N70」
古紙パルプ配合率: 70%以上 ISO白色度: 70%±3% 発売時期: 2008年7月より
なお、古紙パルプ配合率100%のコピー用紙(PPC用紙)につきましても、現在、搬送性(ジャム回数)、用紙のカール、塵・ダートの多さ、安定的な操業等の品質上の課題をクリアすべく、テストを重ねておりますが、現段階では適切な品質の確立まで至っておりません。安定した品質を確立することを目標に、本年9月ごろを目処に結論を出せるよう、 引き続き努力してまいります。
2. コピー用紙(PPC用紙)の古紙パルプ配合率の表示方法を変更
当社は、2008年4月2日に日本製紙連合会より発表された「再生紙の表示方法について」の指針に基づき、古紙パルプを配合したコピー用紙(PPC用紙)の配合率表示を、以下のとおり、順次変更してまいります。
(古紙パルプ配合銘柄) (現在の表示) (新しい表示)
「PPC用紙 N20」 「古紙パルプ配合率20%程度」 ※2 「古紙パルプ配合率20±5%」
「リボンフレンドリー」 「古紙20マーク」を表示 ※2 「古紙パルプ配合率20±5%」
「PPC用紙 N70」 新商品 「古紙パルプ配合率70%以上」
※2 当社グループのウェブサイトでは、すでに新しい表示方法による品質仕様書を公開しています。
なお、在庫品につきましては、旧表示の商品が暫く存在することになります。ご承知おきください。また、表示変更に伴い、当社のコピー用紙(PPC用紙)「リボンシリーズ(リボンスタンダード・リボンフレンドリー)」の商品デザインを簡素化します。