2008年9月2日

日本大昭和板紙株式会社 吉永工場N1号抄紙機の停機を決定

株式会社日本製紙グループ本社

 日本製紙グループ本社(社長: 芳賀 義雄)は、競争力強化を目的とした生産体制再構築の一環として、本日、日本大昭和板紙株式会社吉永工場N1号抄紙機の通常操業を2009年3月で終了し、同年9月で停機することを決定しました。
 吉永工場では、板紙のほか、洋紙については、N1号及びN2号の2台の抄紙機で主に再生上質紙・PPC用紙を生産しています。
 N1号抄紙機の停機により、吉永工場の洋紙生産はN2号抄紙機1台に集約します。再生紙を中心としたPPC用紙に特化することで固定費削減とエネルギーコストの改善を図るとともに、再生上質紙を日本製紙の余力のある抄紙機に振り替えることでグループ全体の収益改善を目指します。
 なお、ユーザーの皆様への供給・品質維持につきましては万全を期して取り組みます。
 
 
1.停機設備
  ・停機設備 日本大昭和板紙株式会社吉永工場(静岡県富士市) N1号抄紙機
  ・生産品種 PPC用紙
  ・生産能力 日産190トン
 
2.停機の時期
  2009年9月
 
3.停機の内容
  N1号抄紙機で生産するPPC用紙は、N2号抄紙機に集約。
  石巻工場・富士工場他へ再生上質紙等24千トン/年を移抄。
 
4.停機の効果
  本対策による効果は年間5.7億円を見込んでおります。

 
以上