2008年10月28日

台湾/永豊餘造紙との戦略業務提携について
―日本製紙が永豊餘造紙の板紙事業に出資―

株式会社日本製紙グループ本社

株式会社日本製紙グループ本社(社長 芳賀 義雄)は、昨年11月に台湾最大の総合製紙メーカーである永豊餘造紙股份有限公司(以下 永豊餘造紙)と戦略的業務提携の覚書に調印し、両社間の取引拡大を推進するとともに、戦略的業務提携の展開を検討してきましたが、このたび、当社グループの中核会社である日本製紙株式会社が、永豊餘造紙の板紙事業に出資を伴う参画を行い、同事業の経営基盤の強化と拡大を進めていくことで基本合意しました。
 
永豊餘造紙は、その板紙事業において、台湾はもとより、アジアに進出しており、原紙生産から段ボール事業まで展開しています。日本製紙グループは、グループビジョン2015に掲げる企業像「世界の紙パルプ企業トップ5」を実現する取り組みの一環として、伸張著しいアジア市場において本提携を積極的に推進していきます。
 
日本製紙の出資額は、US$30百万を予定していますが、具体的な出資時期・出資先、また板紙事業への日本製紙の参画方法と内容などにつきましては、同事業の実態・将来性を確認し、永豊餘造紙と協議を進めながら確定していきます。
 
 
【永豊餘造紙股份有限公司 概要】(Yuen Foong Yu Paper Mfg. Co., Ltd.)
 代表者 : 邱 秀瑩 (Ms. Melody Chiu)
 住   所 : 台北市重慶南路2段51号
 資本金 : 15,723百万台湾ドル (約 551億円)
 2007年連結売上高 : 43,628百万台湾ドル (約 1,527億円)
 紙・板紙 生産能力 : 約 190万t/年

 
以上