2009年12月4日

新製品「ノーパックスーパーバルキー」を発売
~更本文用紙を大幅に低密度化~

日本製紙株式会社

日本製紙株式会社(社長:芳賀義雄)は独自の嵩高技術により、業界における最低密度の嵩高更(ざら)本文用紙の新製品「ノーパックスーパーバルキー」を発売しました。
当社は更本文用紙「ノーパックシリーズ(注)」として、紙厚70μmのツヤ更から160μmの大ラフ更まで、既に幅広いラインナップを取り揃えていますが、今回発売する「ノーパックスーパーバルキー」は、嵩を出したい雑誌やコミック誌に最適な、140μm以上の大ラフ更本文用紙の新製品です。当社独自の嵩高技術により低密度化し、業界で最低密度の更本文用紙を実現しました。
 
【新製品概要】
■特長
1)大幅な低密度化
更本文用紙で業界の最低密度(0.32g/cm3)を実現しました。
140μm品の比較では、当社の従来品より約8%軽量化となります。
2)低密度化と印刷再現性の両立
一般的に、用紙の低密度化に伴い着肉性は低下しますが、「ノーパックスーパーバルキー」は、オフセット・活版印刷両方で着肉性を低下させること無く、低密度化と高い印刷再現性を両立させています。また、高い白色度と独特のスッキリとした面感も特徴で、レディスコミック誌等に最適です。
■ラインナップ

  

 

ノーパックスーパーバルキー

米坪

g/m2

45.0

48.0

51.2

紙厚

μm

140

150

160

白色度

57.5

57.5

57.5

※データー数値は参考値であり、保証値ではありません。
※米坪は表示米坪であり、実測米坪ではありません。
 
(注)「ノーパック」とは、アメリカ合衆国ワシントン州ロングビューにある、当社が50%を出資する会社の名前です。

 
以上